徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    放射線科学(Radiation Science)

科目番号20266担当教員名植木 正二単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
現代社会において、放射線はとても広範な領域で利用されている。医学・薬学分野でも疾病の診断、治療などに不可欠であり、今後ますますの活用が期待されている。その一方、放射線にはネガティブなイメージがあることも事実である。この講義では、放射線や放射性同位体に関する科学的な知識を身に付け、その薬学的利用法について学習する。
到達目標
放射線、放射性同位体について理解する。
放射性医薬品について理解する。
放射線の生体への影響について理解する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】放射線の歴史、原子の構造について理解する。[C1(1)4-1,2,3]講義と質疑教科書p.1-10を読む。
宿題:課題プリント
【2】放射性壊変について理解する。[C1(1)4-1,2,3]講義と質疑教科書p.10-17を読む。
宿題:課題プリント
【3】壊変の法則、放射平衡について理解する。[C1(1)4-1,2,3]講義と質疑教科書p.18-23を読む。
宿題:課題プリント
【4】放射線と物質との相互作用、α線の作用について理解する。[C1(1)4-2]講義と質疑教科書p.35-37を読む。
宿題:課題プリント
【5】β線、γ線、中性子の作用について理解する。[C1(1)4-2]講義と質疑教科書p.38-45を読む。
宿題:課題プリント
【6】電離作用を利用した放射線測定法について理解する。[C1(1)4-5]講義と質疑教科書p.49-58を読む。
宿題:課題プリント
【7】励起作用を利用した測定法、その他測定法を理解する。[C1(4)1-5、C2(3)2-7]講義と質疑教科書p.59-76を読む。
宿題:課題プリント
【8】原子核反応と放射性同位元素の製造について理解する。[C1(1)4-4]講義と質疑教科書p.85-95を読む。
宿題:課題プリント
【9】前半のまとめ中間試験講義1-8の復習。
【10】放射性医薬品について理解する。[C2(3)2-8、C18(1)4-1,2]講義と質疑教科書p.133-150を読む。
宿題:課題プリント
【11】放射性医薬品について理解する。[C2(3)2-8、C18(1)4-1,2]講義と質疑教科書p.151-168を読む。
宿題:課題プリント
【12】物理的診断法と診断薬について理解する。[C2(3)2-7,8]講義と質疑教科書p.179-195を読む。
宿題:課題プリント
【13】放射線の生体への影響について理解する。[C12(1)5-1,2,3]講義と質疑教科書p.209-218を読む。
宿題:課題プリント
【14】放射線の生体への作用について理解する。[C12(1)5-4,5,6]講義と質疑教科書p.219-233を読む。
宿題:課題プリント
【15】非電離放射線の生体への影響について理解する。[C12(1)6-1,2,3]講義と質疑教科書p.234-254を読む。
宿題:課題プリント
評価方法
定期試験(90%)、課題レポート・小テスト(10%)により評価する。
教科書
NEW 放射化学・放射薬品学(第2版)、佐治英郎 編、廣川書店、2011年、ISBN-978-4-567-26151-7
参考図書
改訂第2版 新放射化学・放射性医薬品学、佐治英郎ら編、南江堂、2006年、ISBN-4-524-40222-5
備考
適宜演習課題を課すので、復習を中心によく学習すること。予習としては、シラバスの授業内容に相当する教科書の
ページを読んでおくこと。授業中、携帯電話はマナーモードに設定し、机の上や服のポケットなどには入れず、カバンの中にしまうこと。授業中の食事は禁止する(飲み物だけは許可する)。