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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20340 | 担当教員名 | 徳村 忠一 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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薬理作用のある化合物は製剤化されて初めて医薬品として使用可能となる。 製剤学1では、製剤化を行う上での基礎理論、製剤に使用する材料の性質、 実際に使用されている製剤とその試験方法、 薬物送達システム(DDS)について基礎的知識を習得した。 製剤学2では、基礎知識からの応用及び問題演習を中心に行う。 |
到達目標 |
物質の溶解と膜透過速度について説明できる。 界面の性質および代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。 乳剤の型と性質について説明できる。 代表的な分散系を列挙し、その性質について説明できる。 流動と変形(レオロジー)の概念を理解し、代表的なモデルについて説明できる。 製剤分野で汎用される高分子の物性について説明できる。 粉体の性質について説明できる。 代表的な剤形の種類と特徴を説明できる。 製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。 DDSの概念と有用性について説明できる。 代表的な放出制御型製剤を列挙し、徐放化手段、使用されている製剤材料について説明できる。 ターゲティングの概要と意義、代表的なドラッグキャリアーについて説明できる。 代表的なプロドラッグと生体膜透過促進法について説明できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 溶液の濃度と性質、溶解度とその調節について 拡散と溶解速度、薬物放出の制御について C16(1)1-1,2,3,4 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第1部第1章の復習。課題プリントでの演習 |
【2】 | 前回の内容についての演習 | 問題演習と解説 質疑 | 教科書第1部第1章の復習。課題プリントでの演習 |
【3】 | 界面と代表的な界面活性剤の種類と性質について 乳剤の型と性質、代表的な分散系とその性質、および分散粒子の沈降減少について C16(1)2-1,2,3,4,5 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第1部第2章の復習。課題プリントでの演習 |
【4】 | 前回の内容についての演習 | 問題演習と解説 質疑 | 教科書第1部第2章の復習。課題プリントでの演習 |
【5】 | 流動と変形(レオロジー)および高分子の性質について 製剤用高分子、粉体の性質、複合体について C16(1)3-1,2,3,4 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第1部第3章の復習。課題プリントでの演習 |
【6】 | 前回の内容についての演習 | 問題演習と解説 質疑 | 教科書第1部第3章の復習。課題プリントでの演習 |
【7】 | 前々回の内容についての演習 | 問題演習と解説 質疑 | 教科書第1部第3章の復習。課題プリントでの演習 |
【8】 | 第十六改正日本薬局方、通則、製剤総則、製剤通則、製剤各条について C16(2)1-1,2,3.4.5,6,7 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第2部第1章の復習。課題プリントでの演習 |
【9】 | 前回の内容についての演習 | 問題演習と解説 質疑 | 教科書第2部第1章の復習。課題プリントでの演習 |
【10】 | 前々回の内容についての演習 | 問題演習と解説 質疑 | 教科書第2部第1章の復習。課題プリントでの演習 |
【11】 | 製剤化について C16(2)2-1,3 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第2部第2章の復習。課題プリントでの演習 |
【12】 | 製剤に関する試験法について C16(2)3-1 C16(2)2-1,3 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第2部第3章の復習。課題プリントでの演習。 |
【13】 | DDSの必要性と放出制御型製剤について C16(3)1-1,2, C16(3)2-1,2,3,4,5,6 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第3部の復習。課題プリントでの演習 |
【14】 | ターゲティング、プロドラッグ、代表的な生体膜透過促進法について C16(3)3-1,2, C16(3)4-1, C16(3)5-1 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 教科書第3部の復習。課題プリントでの演習 |
【15】 | 製剤学全般についての演習 | 講義と質疑 問題演習と解説 | 課題プリントでの演習 |
評価方法 |
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定期試験により評価する。 |
教科書 |
製剤化のサイエンス(改訂6版)、寺田勝英、高山幸三編集、ネオメディカル、2013年、ISBN978-4-904634-06-6 |
参考図書 |
基礎から学ぶ製剤化のサイエンス(増補版)、山本恵司監修、エルゼビア・ジャパン、2011年、ISBN978-4-86034-289-0 |
備考 |
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製剤学1で使用した教科書を使用します。 |