徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    応用生物学B(Biology B)

科目番号20402担当教員名鈴木 久世単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
薬学の基礎となる生物学的知識を修得するために、細胞の基本構造と細胞内で働く分子メカニズムを理解することを目指す。
到達目標
応用生物学Bでは、生物系薬学の基礎となる「細胞」についての知識を学ぶことを目標とする。細胞構造を理解し、細胞小器官の名称を挙げて機能と関連づけて説明できるようになる。また、細胞内ではたらく分子メカニズムを理解し、生理機能と関連付けて説明できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】講義の概説・ガイダンス講義と質疑 
【2】生物の多様性と一様性;生物の定義、生物の系統(真核生物・原核生物の違い)。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P10〜P26)を読む。
【3】生物の多様性と一様性;生体を構成する物質、タンパク質の構造と機能。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P10〜P26)を読む。
【4】遺伝情報の複製;細胞増殖とDNA複製、DNAという分子について。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P10〜P26)を読む。
【5】遺伝情報の複製;遺伝子の定義、DNAの複製。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P27〜P51)を読む。
【6】遺伝子の発現;遺伝子の転写と翻訳、遺伝子の転写。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P27〜P51)を読む。
【7】遺伝子の発現;転写後の修飾、遺伝子の翻訳。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P27〜P51)を読む。
【8】遺伝子発現の調節;発現からみた遺伝子の種類、原核生物・真核生物の遺伝子発現調節。エピジェネティックな遺伝子発現制御。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P51〜P63)を読む。
【9】細胞の膜構造と細胞内小器官;細胞膜の構造と機能。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P51〜P63)を読む。
【10】細胞の膜構造と細胞内小器官;膜タンパク質による膜輸送。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P66〜P77)を読む。
【11】細胞の膜構造と細胞内小器官;チャネルによる膜電位の発生とそのはたらき。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P66〜P77)を読む。
【12】細胞の膜構造と細胞内小器官;細胞内小器官の構造と機能。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P66〜P77)を読む。
【13】エンドサイトーシスとエキソサイトーシス。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P66〜P77)を読む。
【14】細胞骨格;細胞骨格概論、アクチン繊維に基づく機構。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P78〜P87)を読む。
【15】細胞骨格;微小管に基づく機構。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P78〜P87)を読む。
評価方法
定期試験(70%)、課題提出(20%)および授業態度(10%)により評価する。
教科書
生命科学, 東京大学生命科学教科書編集委員会(編) 羊土社, ISBN-978-4-7581-2000-5
参考図書
Essential細胞生物学原著第3版, 中村桂子・松原謙一(監訳)南江堂, ISBN-978-4-524-26214-4
備考
この科目は、【1】〜【9】、【13】〜【15】は定本久世、【9】〜【12】は小林卓が担当する。