徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎有機化学2(Basic Organic Chemistry 2)

科目番号20475担当教員名通 元夫単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
基礎有機化学1に続いて,アルケン・アルキン・ポリエンの化学を学ぶ.反応がいかにして進むのかを考える.立体配置と立体配座について理解し,有機化合物の中でも炭化水素に関する基礎知識を習得する.
到達目標
炭化水素の性質と反応性を説明できる.反応性と選択性を立体化学から記述できる.炭素―炭素結合の生成と開裂について説明できる.立体配置と立体配座を透視図,ニューマン投影式,フィッシャー法などで説明できる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】アルケン,ポリエンの構造と命名法.C3(1)1-1,2講義と演習,課題教科書105-114ページを読む.課題で復習
【2】アルケンの求電子付加反応.ハロゲン化水素の付加反応.C3(1)1-1,2,3講義と演習,課題教科書115-127ページを読む.課題で復習
【3】アルケンの求電子付加反応.マルコニコフ則.カルボカチオンの反応.C3(1)1-8, C3(2)2-1講義と演習,課題教科書129-140ページを読む.課題で復習
【4】アルケンの求電子付加反応.ハロゲンの付加反応.C3(1)1-6,7講義と演習,課題教科書134-142ページを読む.課題で復習
【5】アルケンの求電子付加反応.選択性.C3(1)1-9講義と演習,課題教科書143-146ページを読む.課題で復習
【6】アルケンの求電子付加反応.酸化・還元反応.C3(1)1-6講義と演習,課題教科書143-146ページを読む.課題で復習
【7】アルキンとポリエンの反応.C3(1)1-6, C3(2)2-2講義と演習,課題教科書146-154ページを読む.課題で復習
【8】ジエンの反応.C3(2)2-3講義と演習,課題教科書105-154ページを読む.課題で復習
【9】分子のキラリティー.C3(1)2-1,2講義と演習,課題教科書155-164ページを読む.課題で復習
【10】エナンチオマーとジアステレオマー.C3(1)2-3講義と演習,課題教科書164-168ページを読む.課題で復習
【11】フィッシャー法.C3(1)2-6,7講義と演習,課題教科書164-168ページを読む.課題で復習
【12】メソ体とラセミ体.C3(1)2-4講義と演習,課題教科書168-172,175ページを読む.課題で復習
【13】立体化学と旋光度.C3(1)2-5講義と演習,課題教科書172-174ページを読む.課題で復習
【14】アミノ酸と糖.C3(2)2-7講義と演習,課題教科書175-186ページを読む.課題で復習
【15】4-6章のまとめ.C3(1)・,C3(2)・講義と演習練習問題を解く.
評価方法
定期試験(100%).課題レポート・課題プリント・小テストなども実施するが自己学習とする.
教科書
「ブラウン・プーン基礎有機化学(第3版)」,ブラウン・プーン著,池田正澄・奥山格監訳(廣川書店)2013年
参考図書
「マクマリー有機化学(第8版)」(上中下)マクマリー著,伊東・児玉・荻野・深澤・通訳(東京化学同人)2013年
備考
この教科書は基礎有機化学1で使用したものである.アルカンに続いてアルケンとアルキン,立体化学について学習するが,あくまでも丸暗記ではなく,なぜそうなるのかをじっくり考えて1つ1つ納得して進んでいこう.<オフィスアワー>講義時間前後・香川薬学部棟4階講師控室にて質問を受け付けます。