徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品・医療ビジネス(Pharmaceutical Business)改定コアカリ

科目番号20485担当教員名横田 ひとみ単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次6年
授業概要
医薬品産業は単に創薬に留まらず、また、医療ビジネスも医療に加えて健康産業とも深い関連性を有しており、医薬品および医療ビジネスは裾野の広い産業であることを学ぶ。講義は、配布資料を中心に行う。
到達目標
製薬企業、病院・医院および薬局・薬店の医薬品・医療ビジネスにおける役割を理解するために必要な基礎知識を習得するとともにビジネスモデルについても構想できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医薬品・医療産業市場 
 医薬品・医療産業市場 
医薬分業の歴史、現状を概説し、将来を展望する。
A(1)2-4、A(1)4-1、A(1)4-2、A(1)4-3
講義と質疑医薬分業という言葉について調べておく。
【2】医薬品開発
日本の疾病の特徴、医薬品開発・生産についてのコンセプトについて説明できる。A(1)2-5
講義と質疑宿題 2012年日本で新薬として発売された医療用医薬品について調べる。
【3】製薬企業概論
医薬品の流通の仕組みと製薬企業について概説できる。
B(3)2-1、B(3)2-3
講義と質疑宿題 医薬品の流通について一番関心を持つことは何か考えてみる。 
【4】病院・医院概論 
医療制度・薬価制度と保険医療について病院との関係で概説できる。B(3)1-1、B(3)1-2、B(3)1-3、B(3)1-4、B(3)1-5、B(3)1-6、B(3)1-7
講義と質疑宿題 薬価の決められ方を調べてみる。
【5】薬局・薬店概論 
薬局の業務、かかりつけ薬局の役割を理解できる。
A(1)2-2、A(1)2-7、
講義と質疑宿題 自分のこととしてかかりつけ薬局のあるべき姿を想像してみる。
【6】製薬・医療産業のビジネス形態変化概論
日本の社会保障制度と薬剤経済について概説できる。
B(3)2-2
講義と質疑宿題 自分の加入している社会保険について調べる。
【7】ビジネス形態変化分析
社会保障制度の中の医療保険制度での医薬品関連産業について概説できる。B(3)2-4
講義と質疑宿題 医療に関することでビジネスになるものは何か考えてみる。
【8】製薬業界の将来予測 
国民医療費の動向、薬物治療の経済評価手法等により医薬品産業の現状並びに将来を概説できる。 A(1)2-8
講義と質疑宿題 2012年に自身が払った医療費を調べる。
【9】医療機関の将来予測 
医療制度のなかでの病院及び病院薬剤師について概説できる。A(1)4-4、B(1)1-1、B(1)1-2
講義と質疑宿題 医療機関にかかった経験を思い出してみる。
【10】薬局・薬店の将来予測 
薬局・薬店の将来予測 
地域住民のセルフメディケーション、在宅医療と薬剤師の役割について討議できる。A(1)2-6、B(4)1-1、B(4)1-2、B(4)1-3、B(4)1-4、
B(4)1-5、B(4)2-1、B(4)2-2、B(4)2-3、B(4)2-4、B(4)2-5
講義と質疑宿題 高齢化社会での薬剤師の役割について考える。
評価方法
レポート(80%)、平常点等(10%)、宿題(10%)により評価する。
教科書
資料配布
参考図書
薬学生のための薬剤経済学、奥村勝彦ら編集、廣川書店、2009、ISBN978-4-567-40150-0 C3047
スタンダード薬学シリーズ1 ヒューマニズム・薬学入門、日本薬学会編、東京化学同人、2005、ISBN-8079-1450-2
スタンダード薬学シリーズ8 医薬品の開発と生産、日本薬学会編、東京化学同人、2004、ISBN-8079-1465-0
スタンダード薬学シリーズ9 薬学と社会、日本薬学会編、東京化学同人、2005、ISBN-8079-1466-9
備考
2015年度入学生以降の科目である。