徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬理学4

科目番号20498担当教員名鴻海　俊太郎単位1.5単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
薬理学１〜３で学んだ知識を復習し、応用力や問題解決のための力をつけるため、薬理学4では演習問題を自力で解くことを中心に実施する。その後、問題への解答・解説によって、薬理学的な考え方や問題解決の能力を涵養する。実際には、演習問題および講義ノートなど配付資料を用いて演習をおこない、演習の前後の講義によって解答・解説を行なうことで、理解を深めることをめざす。
到達目標
薬理学１〜３で学んだ薬物の作用、作用機序、副作用や禁忌に関する基本的知識を体系的に復習し、同一体系に属する類似薬の特徴や差異を論じられるようにする。これによって、疾病治療における薬物の有用性と限界を理解して、薬理学の知識をより深められるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】中枢神経系薬理1：　鎮痛・全麻・アルツハイマー病・脳血管障害の治療薬　C-13-(2)-1-1・C13-(2)-1-2・C13-(2)-1-3講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【2】中枢神経系薬理2：　パーキンソン病の治療薬　C13-(2)-1-4講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【3】中枢神経系薬理3： 　うつ病・統合失調症の治療薬　C13-(2)-1-5講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【4】末梢神経系薬理1：自律神経系に作用する薬物（直接型及び間接型交感神経作用薬とその遮断薬） C13(2)2-1講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【5】末梢神経系薬理2：自律神経系に作用する薬物（直接型及び間接型副交感神経作用薬とその遮断薬, 自律神経節作用薬）C13(2)2-2, C13(2)2-3講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【6】末梢神経系薬理3：知覚神経系・運動神経系に作用する薬物（局所麻酔薬, 筋弛緩薬など）C13(2)3-1, C13(2)3-2, C13(2)3-1, C13(2)3-2, C13(2)3-1, C13(2)3-2講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【7】炎症・アレルギーと薬（ステロイド性抗炎症薬と非ステロイド性抗炎症薬, 関節リウマチ治療薬, 抗アレルギー薬）C13(3)6-1, C13(3)6-2, C13(3)6-3講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【8】代謝系に作用する薬1：　糖尿病治療薬、脂質異常症治療薬C-13-(3)-5-1・C-13-(3)-5-1講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【9】代謝系に作用する薬2： カルシウム代謝調節・骨代謝に関連する治療薬、高尿酸血症・痛風治療薬C-13-(3)-5-4・ C-13-(3)-5-2・C-13-(3)-5-3講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【10】腎臓・消化器系作用薬1：�〕�尿薬・鉱質コルチコイド・抗利尿ホルモン C-13-(3)-3-1 �⊇銃鷸慊可掾膽Ｎ徒堯�消化性疾患治療薬 C-13-(3)-2-1・C-13-(3)-3-2講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【11】腎臓・消化器系作用薬2：肝臓疾患治療薬・膵臓疾患治療薬・催吐薬・制吐薬 C-13-(3)-3-3・C-13-(3)-3-4・C-13-(3)-3-5講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【12】呼吸器系作用薬： 呼吸興奮薬、鎮咳・去痰薬、気管支ぜん息治療薬 C-13-(2)-5-1・C-13-(2)-5-2・C-13-(2)-5-3講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【13】心臟・血管系作用薬1：抗不整脈薬・心不全治療薬 C-14-(2)-2-2・C-14-(2)-2-3講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【14】心臟・血管系作用薬2：虚血性心疾患治療薬・高血圧治療薬　C-14-(2)-2-4・C-14-(2)-2-5講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
【15】心臟・血管系作用薬3：高血圧治療薬　C-14-(2)-2-5講義と質疑教科書および下記の参考書を用い、復習を中心に。
評価方法
定期試験（80%）、課題レポート・まとめ図表の作成（10%）、演習問題宿題（10%）
教科書
新薬理学テキスト(第2版), 佐藤進(編集) 廣川書店, ISBN-978-4-567-49492-2
参考図書
NEW薬理学(改訂第6版), 田中千賀子・加藤隆一(編集), 南山堂, ISBN-978-4-524-26088-1、パートナー薬理学,重信弘毅・石井邦雄（編集）,南江堂, ISBN-978-4-524-40223-6、コンパス薬理学, 櫻田司（編集）, 南江堂, ISBN-978-4-524-40268-7、標準医療薬学 薬物治療学, 越前宏俊・鈴木孝（編集）, 医学書院, ISBN978-4-260-00575-3
備考
１〜３と８〜15回目は山田麻紀（薬理学講座）、４〜７回目は得丸博史（薬学教育講座）が担当する。