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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20519 | 担当教員名 | 山田 麻紀 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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医薬品の特性とその働きを理解するため、薬理学・薬物治療学について学ぶ。授業は教科書・配付プリントを用いた講義形式または演習形式で行う。 |
到達目標 |
医薬品を適正に使用できるようになるために、薬物・生理活性物質に関する基本的知識、生体との相互作用に関する基本的事項を修得する。具体的には、中枢神経系に作用する薬物(全身麻酔薬、睡眠薬、鎮痛薬)、抗炎症薬、循環器系に作用する薬物について、それぞれの特性、作用点、作用メカニズムについて及びそれらの臨床応用について説明できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 中枢神経系の機能と形態、中枢神経作用薬の概論 シラバス・授業の進め方についての説明。 | 講義と質疑 | 配布プリントによる復習と宿題を解く。テキストを熟読する。 |
【2】 | 第5章 中枢神経抑制薬(全身麻酔薬)p.107〜p.119 全身麻酔薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。E2(1)3-1 | 質疑及び演習 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【3】 | 第5章 中枢神経抑制薬(催眠薬)p.119〜p.133 催眠薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床応用を説明できる。E2(1)3-1 | 質疑及び演習 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【4】 | 第5章 鎮痛薬 麻薬性鎮痛薬、非麻薬性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)を説明できる。麻薬性鎮痛薬、非麻薬性鎮痛薬の臨床適用(WHO三段階除痛ラダーを含む)を説明できる。E2(1)3-2 | 質疑及び演習 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【5】 | 代表的なオータコイドを挙げ、生理活性及び作用機序について概説できる。C7(2)3-1 | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【6】 | 炎症の一般的症状、担当細胞及び反応機構について説明できる。 | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【7】 | 炎症の一般的症状、担当細胞及び反応機構について説明できる。 | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【8】 | 心臓・血管系の薬理と疾患治療薬1 基礎事項の確認 心臓・血管系の調節機構 C7(1)7、C7(2)5-1、及びその病態 E2(3) | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【9】 | 血液凝固・線溶系の機構について概説できる。C7(2)9-1 | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【10】 | 心臓・血管系の薬理と疾患治療薬2 本態性又は二次性の高血圧の病態と治療薬の薬理、薬物治療について説明できる。E2(3)1-4 | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【11】 | 心臓・血管系の薬理と疾患治療薬3 狭心症・心筋梗塞の病態と治療薬の薬理、薬物治療について説明できる。E2(3)1-3 心不全の病態と治療薬の薬理、薬物治療について説明できる。E2(3)1-2 | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
【12】 | 心臓・血管系の薬理と疾患治療薬4 不整脈の病態と治療薬の薬理、薬物治療について説明できる。E2(3)1-1 | 講義と質疑 | テキスト・配布プリントを読み、内容を要約し、字句を説明できるようにする。 |
評価方法 |
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1〜4回の授業は、毎回のミニテスト(20%)、定期試験(70%)、宿題・レポート(10%)により総合的に評価する。5回以降は定期試験(80%)、宿題・レポート(20%)により評価する。 |
教科書 |
薬学教育モデル・コアカリキュラム準拠16 薬理学, 金子周司(編集), 化学同人, ISBN978-4-7598-1266-4 (6200円 + 税) |
参考図書 |
薬がみえる(第1版), メディックメディア, ISBN-978-4-89632-549-2 (3600円 + 税) 特徴)イラストが多く薬理学の知識を理解しやすい。 薬理学の基本がわかる事典 西東社ISBN978-4-7916-1795-1 (1750円 + 税) 特徴) 重要語句の説明が詳しい。基本的な内容のみに絞っているため全体像を把握しやすく手頃な予習用。(仕組みから理解を深められる、「生理学の基本が〜」もある。) |
備考 |
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1〜4は得丸博史が、5〜7,9は栗生俊彦が、8,10-12は山田麻紀が担当する。 |