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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30268 | 担当教員名 | 大岡 嘉治 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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生物系薬学の本講義では衛生薬学分野の中から、環境衛生学について講義する。生態系や水の浄化等、我々の生活に密接に関連している項目の他、近年、特に社会的関心を集めている地球温暖化、環境ホルモン、土壌•水質•大気汚染等の地球環境問題について重点的に講義を行う。 |
到達目標 |
生態系や生活環境を保全、維持するために、それらに影響を及ぼす自然現象、人為的活動を理解し、環境汚染物質などの成因、人体への影響、汚染防止、汚染除去等に関する基本的知識を習得する(知識)。習得した知識を基に、日常より環境問題などに関心を持ち(態度)、社会生活における環境の改善方法を考え、実施することができる(思考・判断、技能)。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 生態系の構造と特徴(1):地球環境の成り立ちと生態系の構成員について理解する。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【2】 | 生態系の構造と特徴(2):人の健康と環境との関係を説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【3】 | 物質の環境内動態(1):地球規模の環境問題の成因、人に与える影響について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【4】 | 物質の環境内動態(2):化学物質の生物濃縮と人に与える影響について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【5】 | 水の衛生(1):原水の種類と特徴を理解し、水の浄化法について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【6】 | 水の衛生(2):水の塩素消毒の原理と問題点について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【7】 | 水の衛生(3):水質水の水質基準の主な項目を列挙し、測定できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【8】 | 水の衛生(4):下水処理および排水処理の主な方法について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【9】 | 前半のまとめ | 復習と課題レポート | 演習と解説 |
【10】 | 水質汚濁(1):水質汚濁の主な指標を列挙し、説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【11】 | 水質汚濁(2):水質汚濁を防止するための法規制について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【12】 | 大気環境(1):主な大気汚染物質を列挙し、その発生源、予防策について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【13】 | 大気環境(2):大気汚染に影響する気象的要因について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【14】 | 室内環境:室内環境と健康:室内環境と健康との関連、その保全法について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
【15】 | 廃棄物:廃棄物の種類と廃棄法について理解し、マニフェスト制度、PRTR法について説明できる。 | 講義と質疑 | 復習と課題レポート |
評価方法 |
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定期試験(90%)、演習成績(10%)により総合的に評価する。 |
教科書 |
教科書:衛生薬学-基礎・予防・臨床- 今井浩孝、小椋康光 編集 南江堂、2016年、ISBN978-4-524-40317-2 |
参考図書 |
必携・衛生試験法 第2版 日本薬学会 編集 金原出版 2016年、 ISBN978-4-307-47044-5 環境衛生科学、大沢基保, 内海英雄 編集、南江堂、2006年、ISBN4-524-40196-2 |
備考 |
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【受講心得】 日常より新聞等に目を通し地球環境問題について関心を持つことが望ましい。毎回講義レジメと課題レポートを配布する。尚、課題レポートの提出は、定期試験受験の必須条件である。 【オフィス・アワー】 月〜木17時〜18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟4階 生体防御学講座 【DP配分】 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 0.2 0.4 0.7 0.0 0 0.2 0 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。 |