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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30460 | 担当教員名 | 岸本 泰司 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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統計学の基礎的な概念、数学的基礎を学んだ上で、医薬品開発、薬剤疫学、薬剤経済学などの領域において、プロトコル立案、データ解析、および評価に必要となる統計学の諸技能を習得することを目的とする。 |
到達目標 |
生物統計の基礎を学習し、臨床への応用方法を修得することを目標とする。統計処理においては、PCルームを使用しコンピュータによる計算方法も習得する。臨床や疫学研究などで具体的に得られるデータを適切に処理できるようにする。(知識・理解) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 統計学のための基礎数学を復習する。C17(5)1-1,2 | 講義と質疑 | 教科書p1-11を読む。 |
【2】 | 母集団と標本、帰無仮説。帰無仮説の概念を説明できる。C17(5)1-1,2 | 講義と質疑 | 教科書p35-44を読む。 |
【3】 | パラメトリック検定とノンパラメトリック検定の使い分けを説明できる。C17(5)1-1,2 | 講義と質疑 | 教科書第5, 9章を読む |
【4】 | 主な二群間の平均値の差の検定法(t-検定、Mann-Whitney U検定)について、適用できるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)。C17(5)1-3 | 講義と質疑 | 教科書第5, 9章を読む |
【5】 | χ2検定の適用できるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性を検定できる。(知識・技能)。C17(5)1-4,5 | 講義と質疑 | 教科書第6章を読む。 |
【6】 | 主な多重比較検定法(分散分析、Dunnett検定、Tukey検定など)の概要を説明できる。C17(5)1-6 | 講義と質疑 | 教科書第8章を読む。 |
【7】 | 主な多変量解析の概要を説明できる。C17(5)1-7 | 講義と質疑 | 配布資料を復習する。 |
【8】 | PCを用いて各種検定を具体的に計算できる。パラメトリック検定とノンパラメトリック検定の使い分けを説明できる。主な二群間の平均値の差の検定法(t-検定、Mann-Whitney U検定)について、適用できるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)。C17(5)1-2,3,4,5,6,C2(2)2-1 | 演習と質疑 | 教科書の学習部分を読み返す。もし個人でPCの利用が可能であれば、ソフトウエアをダウンロードして復習する。 |
【9】 | PCを用いて各種検定を具体的に計算できる。χ2検定の適用できるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性を検定できる。(知識・技能)主な多重比較検定法(分散分析、Dunnett検定、Tukey検定など)の概要を説明できる。実験値を用いた計算および統計処理ができる。(技能)。C17(5)1-2,3,4,5,6,C2(2)2-1 | 演習と質疑 | 教科書の学習部分を読み返す。もし個人でPCの利用が可能であれば、ソフトウエアをダウンロードして復習する。 |
【10】 | これまでのまとめ。C17(5)1-1,2,3,4,5,6,7,C2(2)2-1 | 中間試験 | これまでの学習箇所を復習する。また、中間試験の復習をする。 |
【11】 | 臨床試験の代表的な研究デザイン(症例対照研究、コホート研究、ランダム化比較試験)の特色を説明できる。C17(5)2-1 | 講義と質疑 | 配布資料を復習する。 |
【12】 | リスク因子の評価。リスク因子の評価として、オッズ比、相対危険度および信頼区間について説明し、計算できる。(知識・技能)。C17(5)2-4 | 講義と質疑 | 教科書第13章を読む。 |
【13】 | バイアスの種類をあげ、特徴を説明できる。バイアスを回避するための計画上の技法(盲検化、ランダム化)について説明できる。C17(5)2-2,3 | 講義と質疑 | 配布資料を復習する。 |
【14】 | 因果関係について説明できる。同等性について説明ができる。優越性試験と非劣性試験の違いについて説明できる。 | 講義と質疑 | 配布資料を復習する。 |
【15】 | 基本的な生存時間解析法(Kaplan-Meier曲線など)の特徴を説明できる。C17(5)2-5 | 講義と質疑 | 教科書第15章を読む。 |
評価方法 |
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定期試験(90%)、課題レポート(10%)により評価する。 |
教科書 |
わかりやすい薬学系の統計学入門、小林賢他著、2011年、ISBN978-4-061-56312-4 |
参考図書 |
薬学統計解析、松野純男、京都廣川書店、2011年、ISBN978-4-901789-73-8 統計のための数学教室、永野裕之、ダイヤモンド社、2015年、ISBN978-4-478-02824-7 バイオサイエンスの統計学、市原清志、南江堂、1990年、ISBN978-4-524-22036-6 はじめて学ぶやさしい疫学―疫学への招待、日本疫学会、南江堂、2010年、ISBN978-4-524-26086-7 |
備考 |
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【オフィス・アワー】 水曜日12時〜14時、その他適宜、薬学研究棟7階生命物理化学講座 【備考】 教科書だけではなく、適宜プリントを配布し授業中に使用する。 【DP配分】 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 0 0.6 0 0 0 0.4 0 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。 |