徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎有機化学2(Basic Organic Chemistry 2)

科目番号30531担当教員名富永 昌英単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
基礎有機化学1に続いて、アルケン・アルキン・ポリエンの化学を学ぶ。反応がいかにして進むのかを考える。立体配置と立体配座について理解し、有機化合物の中でも炭化水素に関する基礎知識を習得する。
到達目標
炭化水素の性質と反応性を説明できる。反応性と選択性を立体化学から記述できる。炭素―炭素結合の生成と開裂について説明できる。立体配置と立体配座を透視図、ニューマン投影式、フィッシャー法などで説明できる。(知識・理解)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】アルケン、ポリエンの構造と命名法。C3(1)1-1,2講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【2】アルケンの求電子付加反応。ハロゲン化水素の付加反応。C3(1)1-1,2,3講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【3】アルケンの求電子付加反応。マルコニコフ則。カルボカチオンの反応。C3(1)1-8、C3(2)2-1講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
宿題:課題プリント
【4】アルケンの求電子付加反応。ハロゲンの付加反応。C3(1)1-6,7講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【5】アルケンの求電子付加反応。選択性。C3(1)1-9講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
宿題:課題プリント
【6】アルケンの求電子付加反応。酸化・還元反応。C3(1)1-6講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【7】アルキンとポリエンの反応。C3(1)1-6, C3(2)2-2講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【8】ジエンの反応。C3(2)2-3講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【9】分子のキラリティー。C3(1)2-1,2講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
宿題:課題プリント
【10】エナンチオマーとジアステレオマー。C3(1)2-3講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【11】フィッシャー法。C3(1)2-6,7講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
宿題:課題プリント
【12】メソ体とラセミ体。C3(1)2-4講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【13】立体化学と旋光度。C3(1)2-5講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
宿題:課題プリント
【14】アミノ酸と糖。C3(2)2-7講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
【15】4-6章のまとめ。C3(1)、C3(2)講義と質疑教科書を熟読する。
章末問題を解く。
宿題:課題プリント
評価方法
定期試験(90%)、受講態度(10%)により評価する。
教科書
ブラウン・プーン『基本有機化学』第3版、ブラウン・プーン著 、池田正澄・奥山格 監訳、廣川書店、2006年、ISBN-4-567-23491-X
参考図書
有機化学ベーシック薬学教科書シリーズ5、夏苅英昭・高橋秀依編、化学同人、2008年、ISBN-978-4-7598-1255-8
マクマリー『有機化学』(上・中・下)、マクマリー著、伊東椒・児玉三明・荻野敏夫・深沢義正・通元夫 訳、東京化学同人、2009年
備考
基礎有機化学1を受講することが望ましい。教科書を熟読してから講義にのぞむようにして下さい。講義内容の確認のため、定期的に宿題(課題プリント)を課すので、復習を中心によく学習すること。
教科書は有機化学1・2(2年)も用いる予定である。
【オフィス・アワー】火曜日16時〜18時、それ以外にも適宜、香川薬学研究棟3階解析化学講座
【DP配分】
 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
 0.2 0.4 0.1 0.1 0 0.1 0.1
 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。