徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生物科学2

科目番号00022担当教員名喜納 克仁単位1.5単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
生物科学2では、有機化学をベースに生化学反応を考えることを重視する科目である。選択科目であるが、今後の基礎知識となる分野であるので、必須扱いとして受講すること。
 到達目標は、以下の項目に記載した。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ATP C9(4)2-1 ATPが高エネルギー化合物であることを、化学構造をもとに説明できる。生体における、エンタルピー、エントロピー、自由エネルギーの考え方について述べる。  
【2】酵素と反応速度論 C9(3)2-1,C9(3)2-2,C3(2)2-1,C9(3)2-4 酵素反応の特性を一般的な化学反応と対比させて説明できる。酵素を反応様式により分類し、代表的なものについて性質と役割を説明できる。鍵と鍵穴モデルおよび誘導適合モデルについて、具体例を挙げて説明できる。酵素反応速度論について説明できる。競合阻害剤について、数学的側面および薬学的側面から述べる(アドバンス)。  
【3】補酵素と酵素反応機構 C9(1)4-1,C9(1)4-2,C9(1)4-3,C9(3)2-3,C9(3)2-5 水溶性ビタミンを列挙し、各々の構造、基本的性質、補酵素や補欠分子として関与する生体内反応について説明できる。脂溶性ビタミンを列挙し、各々の構造、基本的性質と生理機能を説明できる。ビタミンの欠乏と過剰による症状を説明できる。酵素反応における補酵素、微量金属の役割を説明できる。代表的な酵素活性調節機構を説明できる。  
【4】解糖系 C9(4)2-2,C9(4)2-9,C9(4)2-10 解糖系について説明できる。ペントースリン酸回路の生理的役割を説明できる。アルコール発酵、乳酸発酵の生理的役割を説明できる。  
【5】糖新生 C9(4)3-2,C9(4)3-1,C9(4)3-4,C9(4)3-6 糖新生について説明できる。グリコーゲンの役割について説明できる。余剰のエネルギーを蓄えるしくみを説明できる。インスリンとグルカゴンの役割を説明できる。  
【6】クエン酸回路 C9(4)2-3,C9(4)2-6 クエン酸回路について説明できる。アセチルCoAのエネルギー代謝における役割を説明できる。アセチルCoAの有機化学的側面について触れる(アドバンス)。  
【7】電子伝達系 C9(4)2-4,C9(4)2-7,C9(4)2-8 電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。エネルギー産生におけるミトコンドリアの役割を説明できる。ATP産生阻害物質を列挙し、その阻害機構を説明できる。嫌気性生物での代謝と比較しながら、解糖系〜TCA/ET回路の本質を述べる。  
【8】光  量子化学をふまえた上で、光の性質、光励起と反応、光合成について説明できる(アドバンス)。  
【9】DNA損傷・突然変異・修復 C9(2)4-2,C9(2)4-3 DNA損傷の発生機構について説明する。遺伝子の変異(突然変異)について説明できる。DNAの修復の過程について説明できる。  
【10】脂質 C9(1)1-1,C9(1)1-2 脂質を分類し、構造の特徴と役割を説明できる。脂肪酸の種類と役割を説明できる。  
【11】脂質代謝 C9(1)1-3,C9(4)3-7,C9(4)2-5 脂肪酸の生合成経路を説明できる。糖から脂肪酸への合成経路を説明できる。脂肪酸のβ酸化反応について有機化学的に説明できる。不飽和脂肪酸の酸化について、有機化学的側面および量子化学的側面から解説する。  
【12】コレステロール系代謝 C9(1)1-4 コレステロールの生合成経路と代謝を説明できる。  
【13】窒素代謝(合成) C9(1)3-2,C9(2)1-1 アミノ酸分子中の炭素および窒素の代謝について説明できる。核酸塩基の代謝(生合成)を説明できる。  
【14】窒素代謝(分解) C9(4)3-8, C9(2)1-1 ケト原性アミノ酸と糖源性アミノ酸について説明できる。核酸塩基の代謝(分解)を説明できる。  
【15】総合 C9(4)1-1,C9(4)3-5,C9(4)3-3 食物中の栄養成分の消化・吸収・体内運搬について概説できる。食餌性の血糖変動について説明できる。飢餓状態のエネルギー代謝(ケトン体の利用など)について説明できる。  
評価方法
筆記試験(持ち込み不可)
教科書
マッキー生化学,化学同人,T. McKee, J.R. McKee
参考図書
1;化学フロンティア18 ゲノム化学 医学、分子生物学への応用と展開,化学同人,齋藤烈、杉山弘、中谷和彦
2;はじめの一歩のイラスト生化学・分子生物学,羊土社,前野正夫、磯川桂太郎
3;ウィーバー分子生物学,化学同人,Robert F Weaver
4;理系総合のための生命科学、羊土社、東京大学生命科学教科書編集委員会
5;生命科学、羊土社,東京大学生命科学教科書編集委員会
備考