徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    細胞生物学2

科目番号00072担当教員名高橋 知子単位1.5単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
【授業概要】多細胞生物における高次の生体現象として、細胞間の相互作用と制御、及びその分子機序を詳細に学ぶ。
【到達目標】細胞から組織が構築される時、細胞が分化して特異な働きを発揮する時、また、器官が協調して環境変動に対応する時、受精卵から生命体が形成される時などにおける生体の制御の仕組みとその制御の崩壊について、細胞の生、老化および死,組織の再生、更に生物の発生、老化および寿命の過程を念頭において、それらに関わるシグナル分子や遺伝子変化,及び基本的な概念を理解する。また実験法としての細胞培養、器官培養も学ぶ。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】講義全体の計画と目的。序:多細胞生物における生体の制御とは?  
【2】有性生殖と減数分裂および遺伝 [C8(2)4-2]  
【3】分裂寿命とプログラム細胞死 [C8(2)4-3]  
【4】細胞周期の制御系 [C8(2)4-1]  
【5】細胞間シグナル伝達 、イオンチャンネル連結型受容体 [C6(1)4-3,C8(2)2-3, C9(3)3-1,4, C9(5)5-1,4]  
【6】G タンパク連結型受容体 [C8(2)2-3, C9(3)3-1,4, C9(5)5-2]  
【7】酵素連結型受容体 [C8(2)2-3, C9(3)3-1,4, C9(5)4-2, C9(5)5-3]  
【8】幹細胞、不死化細胞、癌細胞 [C8(2)4-4,C12(1)2-3,4]  
【9】組織の構築(1)細胞外マトリックス [C8(2)1-1, C8(2)5-2]  
【10】組織の構築(2)上皮層と細胞間結合 [C8(2)1-2, C8(2)  
【11】体細胞クローン [C17(3)3-1]  
【12】遺伝子とゲノムの進化 [C17(3)4-1]  
【13】細胞間シグナル分子(1)[C9(5)4-1,C9(5)4-3]  
【14】細胞間シグナル分子(2)[C9(5)4-1,C9(5)4-3]  
【15】細胞培養、組織培養 [C9(6)3-2]  
評価方法
筆記試験、レポート、出席などにより評価する。
教科書
Essential 細胞生物学2版(B.Alberts, A.Johnsonら著、中村桂子ら訳、南江堂)
参考図書
細胞の分子生物学 第4版(James Watsonら著、松原謙一ら訳、ニュートンプレス)
備考
教科書の該当箇所、および レポート課題を,予習、復習する。 講義は三井と高橋が担当する。
平成21年度以前の入学生は必修科目