徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機化合物構造決定法

科目番号00187担当教員名山口 健太郎単位1.5単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4
授業概要
有機化合物の機器分析による構造決定法の原理を学習し、演習により構造決定の技能を習得する。
到達目標
 有機化合物の大きさは一般に数ナノメートル程度であり、その姿を肉眼で捉えることはできない。そのため分子の構造を調べるにあたっては、様々な分析装置を用いることになる。本講義では主に元素分析、NMR、質量分析、紫外吸収および赤外吸収の各スペクトルデータから、有機化合物の構造を決定するために必要な知識を学ぶ。また実際のスペクトルデータを用いて構造決定の演習を行い、理解を深める。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】有機化合物構造決定法の概略講義ノート・プリントで復習
【2】質量分析の原理とスペクトル解釈講義イオン化法を整理
ノート・プリントで復習
【3】NMRの原理と測定法講義核スピンと磁気モーメントを予習ノート・プリントで復習
【4】NMRスペクトル解釈講義スペクトルを準備
ノート・プリントで復習
【5】紫外吸収スペクトル講義UV・Visの原理を予習
ノート・プリントで復習
【6】赤外吸収スペクトル講義官能基の性質を整理
ノート・プリントで復習
【7】元素分析、原子吸光スペクトル講義燃焼分析の基礎を予習
ノート・プリントで復習
【8】旋光度、旋光分散、円二色スペクトル講義分子の光学的性質を予習
ノート・プリントで復習
【9】その他の分光法講義ラマン分光を予習
ノート・プリントで復習
【10】X線解析1 回析理論講義Bragg則について予習
ノート・プリントで復習
【11】X線解析2 構造解析法の実際講義分析化学2該当ヶ所を予習
ノート・プリントで復習
【12】問題演習1講義ノート・プリントで復習
【13】問題演習2講義ノート・プリントで復習
【14】問題演習3講義ノート・プリントで復習
【15】問題演習4講義ノート・プリントで復習
評価方法
出席(50%)、課題レポート・小テスト(50%)により評価する。
教科書
プリント等を配布
参考図書
有機化合物のスペクトルによる同定法 −MS、IR、NMRの併用Silversteinら 編著 東京化学同人 ISBN-480790633X
備考
【オフィス・アワー】
月曜日17時から18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟3階解析化学講座
【受講心得・準備学習等】
 2年前期に開講される分析化学2および分析化学3を受講していることが望ましい。
【講義担当】
 山口(1〜8)、川幡(9〜15)