徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬物動態応用学

科目番号00000担当教員名加藤 善久単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年〜
授業概要
 [授業概要]本講義では、薬物の薬効や副作用の発現を薬物動態と関連づけて理解するために、医薬品の体内動態の速度論的解析及び薬物の体内動態と薬効・毒性発現メカニズムの具体例について講述する。また、本講義では、薬物速度論的立場から、生体に投与された薬物の臨床薬物動態について講義し、さらに最新の知見を紹介する。
 [到達目標]薬物の薬効や副作用を体内の薬物動態から定量的に理解できるようになるために、薬物動態の理論的解析に関する応用的知識と技能を修得する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬物の体内動態と薬効発現の関わり  
【2】薬物動態解析に関わるパラメーター  
【3】生物学的利用能、治療的薬物モニタリング  
【4】コンパートメントモデル:静脈内投与時の血中濃度推移  
【5】コンパートメントモデル:経口投与時の血中濃度推移  
【6】薬物代謝における薬効・毒性発現メカニズム  
【7】薬物の体内動態と薬効発現メカニズム  
【8】薬物の体内動態と毒性発現機構1  
【9】薬物の体内動態と毒性発現機構2  
【10】患者の特性に応じた薬物の体内動態と薬効・毒性発現  
【11】病態時における薬物の体内動態と薬効・毒性発現  
【12】リポソームを用いた薬物のターゲッティング1  
【13】リポソームを用いた薬物のターゲッティング2  
【14】医薬品の開発・創製における薬物動態1  
【15】医薬品の開発・創製における薬物動態2  
評価方法
出席状況、授業及びグループディスカッションへの取り組み態度等(40%)、プレゼンテーションの技能及び態度等(30%)及び課題レポート等(30%)により総合的に評価する。
 
教科書
最新の欧文学術研究論文
参考図書
PubMed (http://www.ncbi.nlm.nih.gov/)、EMBASE (http://www.embase.com/search)、「広義 薬物動態学」 掛見正朗 編集、京都廣川 2009年、「コアカリ対応 薬剤学」 補訂版 川島嘉昭・他 著、丸善 2007年、「臨床薬物動態学」 改訂第4版 加藤隆一 著、南江堂 2009年
   
  
備考
学部講義科目である薬剤学1、薬剤学2及び薬物動態学の内容を十分に理解していること。
最新の欧文学術研究論文を読みこなしていること。