徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    脳疾患解析学

科目番号00016担当教員名渡邊 正知単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次M1-2
授業概要
【授業概要】脳神経疾患(特にてんかん、脳卒中)の病態生理を生体レベルでの解析法(病態モデル動物、画像解析法、行動観察法など)について実習しながら学ぶ。「てんかんの発症機構、診断法、治療法 (薬物治療) に関連する論文を読みながら(輪読)、新しい抗てんかん薬開発を目標について討論を行う。
【一般目標(GIO)】脳神経疾患治療法開発や診断薬開発分野において国際的に活躍できる研究者になるために、必要な行動薬理学的・神経生化学的・神経薬理学的手法の正しい知識と技術および、英語論文の読解力を修得する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】病態モデル動物 基礎1: 神経疾患/精神疾患/脳血管障害の病態生理講義 (集中講義を含む), ゼミ (英語論文の輪読), 実習。 
【2】病態モデル動物 基礎2: てんかん (実習含む)病態生理  
【3】行動観察法 基礎1: 神経疾患/精神疾患/脳血管障害モデルの行動異常  
【4】行動観察法 基礎2: てんかん (実習含む)モデル動物発作の分類  
【5】画像解析法 基礎1: MRIの基礎  
【6】画像解析法 基礎2: MRIの撮像法  
【7】病態モデル動物 応用: 【実習】疾患モデル動物の作成  
【8】行動観察法 応用: 【実習】モデル動物の行動観察  
【9】画像解析法 応用: 【実習】MRI測定  
【10】神経薬理学 基礎1: 神経伝達物質とその受容体-1  
【11】神経薬理学 基礎2: 神経伝達物質とその受容体-2  
【12】神経薬理学 基礎3: 神経炎症反応  
【13】新規抗てんかん薬: 開発と展開の「歴史」  
【14】新規抗てんかん薬: 開発と展開の「現状」  
【15】新規抗てんかん薬: 開発と展開の「未来」  
評価方法
講義及び実習中の態度(40%)、理解度(レポートや口頭試問)(60%)を評価する。
教科書
参考図書
機能形態学で用いた教科書。
備考
伊藤康一教授と共同しておこなう。