徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    統治機構論

科目番号00010担当教員名西川 政善単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
中央・地方政府を通じた統治機構の現況を概観し,民主主義の根幹としての選挙制度改革の歴史的評価と今後の民主主義の進展方法を考察する。中央政府における新選挙制度下での政治力学の変化と連立政権成立の経緯をたどり、政党と政党内グループの関係,議会内統一会派の問題等を実証的に研究する。さらに中央政府における議院内閣制と地方政府の首長制の権力構造の比較,中央と地方の統治機構のありようと今後の方向性等について考える。国・県・市町村の現場での講義等も計画してみたい。
到達目標
 制度と具体的な現状の違いを把握して、課題、あるべき方向性をできるだけ具体的に知る。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】(プロローグ)講義スタンス、私の生きた昭和、生きる平成講義、質疑 
【2】(日本の政治と国会)政治をダメにする構造、幸せ追求と票集め、国家の最高機関としての国会同上 
【3】(選挙)民主主義の根幹、選挙制度の類型、新タイプの違反行為、今後の選挙制度同上 
【4】(我が国統治機構のあらまし)内閣、中央省庁、行政ネットワーク(グレーゾーン組織)同上 
【5】(日本の官僚制)国家公務員制度の概要同上 
【6】(予算編成)基本的な仕組み、与党と予算編成、特別会計と財政投融資同上 
【7】(決算と会計検査院)決算の制度的位置づけ、決算のスケジュール、会計検査院の仕組み、会計の基準同上 
【8】(我が国の地方自治統治機構)同上 
【9】(地方自治の組織と人事)同上 
【10】(憲法と地方自治)明治・大正・昭和の憲法論議、日本国憲法改正案、全国知事会の憲法論議同上 
【11】(海外の憲法とその地方自治)ドイツ連邦共和国基本法と地方自治制度、フランス憲法と地方自治同上 
【12】(アメリカ大統領選挙)同上 
【13】(国家元首の選び方)同上 
【14】(ネット選挙、ポピュリズム)同上 
【15】(ガバナンスのありよう)全体のまとめ演習、討議 
評価方法
出席状況と論文や調査書などの提出内容で判断する。
教科書
担当者作成のプリント
参考図書
適時紹介
備考