徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地域メディア研究

科目番号33622担当教員名仮野 忠男単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1・2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
これからの行政にとって世論の働きをどう捉えるか、あい対立するかも知れない住民間のニーズの差をどう調整していくか、組み上げようとする政策の事前評価をもとに地域内の世論をどう形成していくかは大きな問題である。
それには地域の世論形成に大きな力を持っている大手新聞・ミニコミ紙やラジオ・テレビ、あるいはインターネット網との関係を無視するわけにはいかない。長年、毎日新聞政治部記者、政治担当論説委員を務めた経験をもとに、地域メディアの特性、行動様式を研究することを通じて地域社会への影響、行政側からのアプローチの仕方などを考えたい。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】新聞メディアの研究 *新聞が伝えるニュースとは何か? *記事はどう作られる――取材から配達まで *取材記者の日常活動とその意識 *駆け出しからベテランまで *デスクという存在 *社説はどう作られる *寄稿・投書・読者の声 *新聞に対する広報活動は?  
【2】放送メディアの研究 *放送記者・新聞記者の類似性と異質性 *ディレクターの仕事 *映像づくりの過程  
【3】ミニコミ紙誌の研究 *ミニコミの経営基盤 *ミニコミ編集者の生き甲斐  
【4】インターネット 媒体としての今日性と将来性 *印刷媒体との関係 *情報の質をどう検証するか?  
【5】ローカル・マニフェスト運動をどう見るか  
評価方法
毎回の討論ぶりと、年に数回レポートの提出を求め、それらを総合評価する。
教科書
随時、提示する
参考図書
随時、紹介する
備考