徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公法の基礎理論と現代的課題

科目番号34503担当教員名稲川 正浩単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1・2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
いわゆる「公法」に属する諸法域に通底すると考えられる基礎理論につき、行政過程における法的仕組みを中心に、判例の分析を中心に考察する。近時の分権推進と地方自治の拡大・確立の動向にかんがみ、条例論についても相応の比重を置くこととする。もちろん、「公法」概念不要論も本講の冒頭における好個のテーマとなるであろう。なお、授業はいたずらに高邁な学理に偏することなく、あくまで行政事務に即応するものであることを主眼としたい。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】法の体系、領域。国家の機能-史的考察  
【2】「公法・私法」二分論の基礎理論  
【3】「公法」理論の現在  
【4】行政過程の基礎理論  
【5】行政活動・行為形式の諸相とその理論  
【6】行政法の基礎理論と他の法域の基礎理論  
【7】条例に関する基礎理論  
評価方法
平常の参加態度と期末のレポートの双方
教科書
特に指定しない。適宜、テーマに即した教材(プリント)を配布する。
参考図書
(1)〜(3)については、例えば、宮沢俊義「公法の原理」(有斐閣)、塩野宏「公法と私法」(有斐閣)、手島孝「学としての公法」(有斐閣)。その他の授業項目については、かなり多量となるので、授業開始時に、あるいは、各回に適宜紹介する。
備考
各授業項目は、それぞれ広範な内容を含むので、その細目については適宜重点を絞るつもりである。