徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    法学A

科目番号10233担当教員名櫻井 進単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
現代社会で生活をしている人たちは、対等・平等が原則であることから、自分の意見はお互いに主張しあって調和点を見つけ出すことができます。しかし、医療分野・福祉分野での専門家を志す人々が触れ合う人たちは、そのような人たちばかりではありません。だからこそ、相手の立場に立って考えることのできる鋭い人権感覚を身につける必要があります。それが、本授業の目的であり到達目標です。授業は、戦後社会の「人権宣言」と言われる日本国憲法の人権編・統治編を学習します。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに:導入  
【2】法学の基礎(1):法の概念・法源  
【3】法学の基礎(2):法の分類・法の効力・権利の分類  
【4】憲法の基本原理(1):近代市民憲法・現代市民憲法  
【5】憲法の基本原理(2):大日本帝国憲法と日本国憲法・国民主権と象徴天皇制  
【6】基本的人権(1):人権の享有主体・包括的人権・法の下の平等  
【7】基本的人権(2):精神的自由  
【8】基本的人権(3):経済的自由・人身の自由・刑事手続に関する諸権利  
【9】基本的人権(4):社会権・受益権と国民の義務  
【10】国の統治の仕組み(1):権力分立の原理・国会  
【11】国の統治の仕組み(2):内閣・裁判所①  
【12】国の統治の仕組み(3):裁判所②・違憲審査権  
【13】財政:財政の基本原則・公金支出の制限、地方の統治のしくみ(1):憲法と地方自治、地方自治の本旨  
【14】地方の統治のしくみ(2):地方公共団体の事務と国の事務、地方の政治制度、条例制定の範囲と限界等  
【15】まとめ  
評価方法
試験によって評価します。
教科書
開講時に指示します。
参考図書
『福祉小六法』(ミネルヴァ書房)(条文を参照することは、実定法を学ぶ際の基本です。受講者は必ず購入してください)。
備考
講義は定刻通り(時間通りに開始・終了)行います。講義とは、履修人数にかかわらず、学生と教員とが相互に協力し、刺激しあいながら作りあげていくものだと思っています。