|
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 12074 | 担当教員名 | 村崎 文彦 | 単位 | 2単位 |
|---|
| 科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
|---|
| 授業概要 |
|---|
| 「教育学」と一言で言っても様々です。歴史・哲学・社会学・行政学など、幅広い分野です。 本講義では、学生のみなさんが知りたい「教育に関すること」を中心に学んでいきたいと考えています。 具体的には、世界の教育実態を理解した上で、日本の教育実態を「自分の経験」からだけでなく、「数値」で把握する。また、最近の教育問題（ゆとり教育・モンスターペアレント・食育・体罰等）を知る。実態を知った上で、「自分の言葉」でまとめ、発表する。 講義に使われる資料や教員・学生との双方向のやりとりにgoogle classroomを活用する。主に授業時間外学習の予復習に活用していきたいと考えています。 |
| 到達目標 |
| ①知識（理解）：これまでの自分が受けてきた教育を、教育に関する法律・制度等を理解することで教育の意味・意義等を理解する。また、世界の教育事情を学ぶことで日本の教育の現状を再認識する。出身県以外の実情を学ぶ。 ②技能・表現：「知識の伝達」ということに重点を置き、自分にとって「伝える」が、果たして相手にとって「伝わる」なのかを考え、他人の言葉では無く、「自分の言葉」で意見をまとめ、発表する。 ③思考・判断：与えられた情報をただ理解するだけでなく、批判的考察も行う。1つの情報に対し多面的に理解できるよう努める。 ④関心・意欲・態度：講義内で紹介する文献・新聞記事等だけでなく、積極的に自ら教育に関する情報を収集する。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 授業ガイダンス | 講義 | 自分にとって興味のある教育問題を考えておく。(1.5h) |
| 【2】 | 教育とはなにか？ | 講義・チーム討論 | 教育とはなにか？について、自分なりの言葉でgoogle classroom上の質問に答える。（1.5h） |
| 【3】 | 学力とはなにか？（全国学力学習状況調査を中心に） | 講義・チーム討論 | 全国学力学習状況調査について、自分が受けてきた年度を調べるとともに、狙いを考える（1.5h） |
| 【4】 | 学力とはなにか？２（全国学力学習状況調査を肯定的・批判的に分析した文献を読む） | 講義・チーム討論 | 全国学力学習状況調査に関する文献を読む(1.5h) |
| 【5】 | 学力とはなにか？３（PISA・TIMSSを中心に） | 講義・チーム討論 | PISA/TIMSSといった学力を測るテストを事前に配布するので、問題を解き、具体的にどのような力を測るための学力テストなのかを考える。(1.5h) |
| 【6】 | 学力とはなにか？４（第３回〜第５回を踏まえ学力観の変遷） | 講義・チーム討論 | 学力観の変遷についての考察を深める（1.5h） |
| 【7】 | 高校・大学・社会の接続 | 講義・レポート課題発表 | 高校・大学・社会の接続について考える（1.5h） |
| 【8】 | 入学試験・入社試験 | 講義・チーム討論 | 入学試験・入社試験についての文献を読む（1.5h） |
| 【9】 | 学習環境の変遷（文房具・学校校舎等の歴史） | 講義・チーム討論 | 今までの「学校生活」において「必需品」は何だったか？学校における「学習環境」（校舎や教室）はどのようなものだったかをまとめておく。(1.5h) |
| 【10】 | 学校と教員と勤務 | 講義・チーム討論 | 学校教員の実態についてのレポートを読む（1.5h） |
| 【11】 | 教育経済学（ガイダンス） | 講義・チーム討論 | 「教育経済学」についての文献を読む（1.5h） |
| 【12】 | 教育経済学（事例研究） | 講義・チーム発表 | 相関関係・因果関係を意識したデータ考察（1.5h） |
| 【13】 | 学校運営（１８歳人口の推移から） | 講義・チーム討論 | １８歳人口の推移・大学進学率等からの考察を深める（1.5h） |
| 【14】 | 学校運営（政策・諸問題） | 講義・チーム討論 | これからの高等教育についての考察を深める（1.5h） |
| 【15】 | まとめ（今後の教育改革） | 講義・レポート | 現在行われている教育改革等に触れ、今後の各教育機関の未来図を考える。(1.5h) |
| 評価方法 |
|---|
| 平常点30%・第1回レポート30%・第2回レポート40% 第１回については講義内にて返却。第２回についてはgoogle classroomにて返却。 |
| 教科書 |
| プリント配布 |
| 参考図書 |
| 学力の経済学 中室牧子 AI vs 教科書が読めない子どもたち 新井紀子 |
| 備考 |
|---|
| ①【オフィスアワー】 木曜2限 メディアセンター10F 研究室 ②【科目ナンバー】 01SS107L ③【実務経験】 なし |