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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】看護学(Nursing)

科目番号	12162	担当教員名	木野　綾子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
看護学は看護の概念を理論的に捉える科目である。基本的な看護・人間・健康・環境に関する概念の理解を深め、看護の本質、看護の役割・機能、看護の方法論、看護の歴史等について学び、看護の対象を捉えるための知識を教授する。さらに、保健・医療・福祉の連携、協働について考える。
到達目標
①知識については、看護とは何かが理解できる。②関心については、保健・医療・福祉の連携について考える。③ 表現としては、看護の対象、ライフサイクルと健康について説明できる。④思考・判断としては、看護活動の実際を健康・環境・保健福祉等との関連性を踏まえて考えることができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	看護とは①看護概念の移りかわり②現代における看護の概念	講義	事前課題：「看護」のイメージをまとめる。（事前学習30分）事後課題：「看護」に関連した本、テレビ、映画を見て、「看護」についての考えをまとめる。（事後学習　120分）
【2】	看護とは③看護の目的・対象・方法	講義、グループワーク	事後課題：看護の目的・対象・方法についてまとめる。（事後学習90分）
【3】	看護の対象としての人間　A人間を理解することの意味　B看護からみた人間①総合体としての人間②環境への適応	講義	事前課題：「人間とは」考えをまとめておく。（事前学習60分）事後課題：「人間としての私」についてまとめる。（事後学習60分）
【4】	B看護からみた人間③ニードと人間④成長発達と人間⑤性と家族	講義	事前課題：テキストを読む（事前学習30分）事後課題：講義のまとめをする。（事後課題60分）
【5】	B看護からみた人間⑥環境と人間 C患者を理解するために１．保健活動と病気対処行動２．患者が置かれている状況３．患者の心理過程４．終末期患者の心理	講義	事前課題：「健康」について考える。（事前学習30分）事後課題：健康を維持するために実践していることを、本日の講義内容を含めてまとめる。（事後学習60分）
【6】	健康と保健・医療・福祉 A健康の価値　　B健康観　　C健康の概念	講義　グループワーク	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【7】	健康と保健・医療・福祉 D健康をまもるしくみと看護	講義	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【8】	ライフサイクルと健康	講義	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【9】	看護活動ー看護の実施 A看護活動　B看護活動の種類　C健康段階と看護活動　D看護の継続性	講義	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【10】	看護活動ー看護の実施 E看護者の基本的な姿勢　F災害時における看護　G国際看護	講義	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【11】	職業としての看護 A看護と法　B看護倫理　C専門職とキャリア開発	講義	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【12】	医療安全（１）	講義とグループワーク	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【13】	医療安全（２）	講義とグループワーク	事前・事後課題：テキストの該当箇所の学習（事前・事後学習　90分）
【14】	保健・医療・福祉システム（１）	グループワーク	事前・事後課題：看護の変遷についてまとめ、発表準備（事前事後学習　120分）
【15】	保健・医療・福祉システム（２）	グループワーク	事後課題：保健・医療・福祉システムまとめ（事後学習　60分)

評価方法
定期試験(80％)、受講態度(10％)、課題レポート(10％)
教科書
ナーシング・グラフィカ　基礎看護学①　看護学概論　メディカ出版
参考図書
坂本　すが：看護の仕事につきたい　2011　中経出版ブァジニア・ヘンダーソン著　湯槇ます・小玉香津子訳：看護の基本となるもの　2008　日本看護協会出版会紙屋　克子：私の看護ノート　1993　医学書院金井　一薫：ナイチンゲール『看護覚え書』イラスト・図解でよくわかる　西東社

備考
資料は適宜配布する。オフィスアワー：水曜日　午後２字から午後５時　25号館11階