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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12169 | 担当教員名 | 阿部 光宏 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年、編入3年 |
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授業概要 |
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精神保健福祉士の実践力とは、その「価値と理念」を実践において具現化していく力であり、学生は講義や書籍からの知識や技術の理論としての学びを、現場実習での具体的な精神保健福祉士の支援や当事者との関わりを通して、真に学ぶことになる。 「実習指導Ⅰ」では、実習の目的や枠組みなど、実習に臨む上で必要な基本的視点について学習し、実習機関の概要を知ることで、実際に実習現場に出向く前に必要となる知識を得る。また実習計画書の作成他、事前学習のねらいと概要、配属実習の学習内容とその方法、事後学習の意義や内容および評価について学ぶ。 翌年度の実習への意欲につながるよう、病院や施設見学、当事者を招いての話なども入れていく予定である。 |
到達目標 |
①知識(理解):実習機関の概要や、実習に臨むための基本的な視点、心構えや準備について、また実習内容や巡回指導、事前事後学習の意義について理解する。 ②態度(関心・意欲):医療機関に入院中または通院中の患者や地域で生活する当事者と実際に接することにより、その症状や生活のしづらさ等を理解し、その支援方法について学ぼうとする姿勢を持つ。 ③技能(表現):事前学習や事後学習、実習計画や実習中の日誌、実習中の実習指導者からのフィードバック、巡回指導等、それぞれ内容を理解し、実習に臨むための基本的実践力を身につける。 ④思考・判断 :当事者の抱える生活課題を多角的な視点で分析し、その生活のしづらさを理解する事ができる。また現場の精神保健福祉士から、その援助方法や他職種・他機関との連携の仕方等を学ぼうとする力を養う。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 精神保健福祉援助実習指導Ⅰの概要 | 講義 | 事後学修 資料テキスト熟読 30分 |
【2】 | 実習の意義・目的 | 講義 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【3】 | 実習の構造 流れと学習課題 | 講義 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【4】 | 実習における基本姿勢 | 講義・演習 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【5】 | 精神保健医療福祉の現状 実習施設・機関と援助方法の理解 | 講義 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【6】 | 施設見学(就労支援施設) | 見学とまとめ | 事後学修 感想文作成 60分 |
【7】 | 事前学習の目的・内容・方法 | 講義・演習 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【8】 | 実習先 実習計画 関係書類 | 講義・演習 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【9】 | 事前訪問と実習に向けての心構え | 講義・演習 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【10】 | 病院見学(精神科病院) | 見学とまとめ | 事後学修 感想文作成 60分 |
【11】 | 精神保健福祉援助の理解と実習 実習記録・実習日誌 | 講義・演習 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【12】 | スーパービジョン | 講義 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【13】 | 実習中の悩みや対応 アクシデントへの対応 | 講義・演習 | 準備学修 資料テキスト熟読 30分 |
【14】 | 当事者の体験談 | 講義(体験談) | 事後学修 感想文作成 60分 |
【15】 | 事後学習と評価 総括 | 講義・まとめ | 準備学修 資料テキスト熟読 60分 |
評価方法 |
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感想等のレポート20%・試験80% 【解説・講評等の開示方法】レポートの解説・講評については個別に実施します。 |
教科書 |
精神保健福祉援助実習指導・実習(中央法規) |
参考図書 |
その都度提示(見学先関係資料・実習関係書類、書籍・DVDなど) |
備考 |
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クラス コード【jneqqig】 見学実習として病院や施設訪問、当事者からの体験発表などもあり、その都度感想をまとめる。 オフィスアワー:1号館 非常勤講師室 授業後とメモやメール可 実務経験:現職・特別養護老人ホーム施設長代理 精神保健福祉士・介護支援専門員(ケアマネージャー)・社会福祉主事・児童福祉司・児童指導員・障がい者福祉司・養育里親等経験 |