徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    相談援助の基盤と専門職Ⅰ (Professional Social Work FundamentalsⅠ)

科目番号12199担当教員名宮原 和沙単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2・編入3
授業概要
現代社会において福祉ニーズは複雑・多様化しており、社会福祉士が求められる分野は、教育、労働、医療、司法等にも拡大されている。このため社会福祉士として相談援助を担うには、福祉ニーズを適切に把握することができ、適切な援助・支援を行うことができる力が必要となる。本講義は、そのような社会福祉士の相談援助を学ぶ上で基盤となるものである。具体的には、社会福祉士に求められる役割、意義、倫理、連携等について、また相談援助の構成要素、相談援助の形成過程等について講義を行う。なお、本科目は社会福祉士国家試験の一【専門】科目であり、国家試験に準じた講義を行う。
到達目標
知識(理解):福祉専門職としての倫理や役割、意義を説明することができる。
態度(関心・意欲):福祉専門職に必要な相談援助の構成要素や形成過程について理解し活用することができる。
技能(表現):福祉専門職が行う相談援助について自分の言葉で説明することする。
思考・判断:社会福祉士国家試験問題を正確に読み取り解答できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ①
社会福祉士及び介護福祉士法,精神保健福祉士法
講義【事前学習】社会福祉についての新聞記事を読み、その内容をまとめる。(0.5H)
【事後学習】社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士及び介護福祉士の定義を暗記する。(1H)
【2】ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ②
社会福祉士・精神保健福祉士の専門性
講義【事前学習】教科書の「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ」を読んでおく。(0.5H)
【事後学習】社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士及び介護福祉士の定義を暗記する。(1H)
【3】ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ③
社会福祉士・精神保健福祉士に求められるコンピテンシー
講義・小テスト【事前学習】教科書の「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ」を読んでおく。(0.5H)
【事後学習】社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士及び介護福祉士の定義を暗記する。(1H)
【4】ソーシャルワークの概念① ソーシャルワークの定義講義・小テスト【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの概念」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの概念(特にソーシャルワークの定義)」をまとめておく。(0.5H)
【5】ソーシャルワークの概念② ソーシャルワークの構成要素講義・視聴覚教材【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの概念」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの概念(特にソーシャルワークの構成要素)」をまとめておく。(0.5H)
【6】ソーシャルワークの基盤となる考え方① ソーシャルワークの原理講義・視聴覚教材【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの基盤となる考え方」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの基盤となる考え方」をまとめておく。(0.5H)
【7】ソーシャルワークの基盤となる考え方② ソーシャルワークの理念講義・視聴覚教材【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの基盤となる考え方」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの基盤となる考え方」をまとめておく。(0.5H)
【8】ソーシャルワークの形成過程① ソーシャルワークの源流と基礎確立期講義・視聴覚教材【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。(0.5H)
【9】ソーシャルワークの形成過程② ソーシャルワークの発展期講義・グループワーク【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。(0.5H)
【10】ソーシャルワークの形成過程③ ソーシャルワークの展開期と統合化講義・グループワーク【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。(0.5H)
【11】ソーシャルワークの形成過程④ 日本におけるソーシャルワークの形成過程講義・グループワーク【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。(0.5H)
【12】ソーシャルワークの倫理① 専門職倫理の概念講義・グループワーク【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの倫理」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの倫理」をまとめておく。(0.5H)
【13】ソーシャルワークの倫理② 倫理綱領講義・グループワーク【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの倫理」を読んでおく。(1H)
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの倫理」をまとめておく。(0.5H)
【14】ソーシャルワークの倫理③ 倫理的ジレンマ講義【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの倫理」を読んでおく。(1H)
【事後学習】「ソーシャルワークの倫理」について、自分の考えをまとめておく。。(0.5H)
【15】ソーシャルワークの概念、形成過程、倫理等のまとめ講義【事前学習】これまで学習した範囲の教科書を復習しておく。(1H)
【事後学習】ソーシャルワークの概念、形成過程、倫理等について、自分の考えをまとめておく。(0.5H)
評価方法
2/3以上の出席が必要
①授業への取り組み態度、小テスト、発表等50%、②定期試験50%により総合的に評価する。
評価は小テストは自己採点、定期試験の解答は口頭または掲示でフィードバックする。
教科書
・一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座 11 ソーシャルワークの基盤と専門職[共通・社会専門]』,中央法規出版 2021年.
参考図書
・NPO法人 日本医療ソーシャルワーク研究会編『医療福祉総合ガイドブック 2021年度版』,医学書院 2021年.
・小六法編集委員会編『福祉小六法 2021年版』,みらい 2021年.
備考
※ Google Classroom クラスコード:bq4j4rk
※ 後期「相談援助の基盤と専門職Ⅱ」と合わせて通年の授業として実施する。
※ シラバスの内容は変更になる場合がある。
※ 前職・医療ソーシャルワーカー; 認定社会福祉士(医療分野)登録 自2017年4月1日 至2022年3月31日
【オフィス・アワー】金曜日9時00分~10時30分、それ以外にも適宜、25号館11階研究室 ※事前予約必要