徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会福祉学研究ゼミナール

科目番号12305担当教員名小森　將晴単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
　社会で生起する様々な事象や問題を提示し、表層的な様相・要因に囚われることなく、本源的な構造・機能に焦点を当てた思考の習得を目指す。ゼミ生は自らの問題意識を出発点として、政策・制度論と関連付けながら、課題、検討方向などを整理し、ゼミ修了レポートを作成する。併せて希望者には、就活に向けた準備を進める(※ゼミ登録の前に進路希望を聞かせて下さい）。
〇ゼミ生には、知的探求心と一定レベルの思考能力を求める。
　〇レポート・論文作成の基礎から始める。
　〇ゼミとしての統一的研究テーマを設けず、各自が設定するテーマに基づき進める。
〇進路指導、採用試験準備を行う。　
　（過去のゼミ生のレポートテーマ）
　　　・生活困窮者自立支援制度は第二のセーフティネットとして機能しているのか。
　　　・ひきこもり当事者やその家族に対する支援の取組みと課題
　　　・孤独死に地域はどう向き合うのか。
　　　・自己責任論は社会保障に何をもたらすのか。
　　　・望む人が望む教育を受けられる社会にするために。
　　　・児童虐待をする親や周囲への支援について
　　　・体罰に対する保護者の認識〜2020年改正以降の課題と支援〜
　　　・生活保護制度における問題点と今後の展望〜スティグマ・自己責任論に着目して〜
到達目標
ゼミ最終レポートを作成する。卒業研究を行う場合は、研究計画・構成素案を作成する。
�｜亮院ν�解：文献サーヴェイ等により課題の状況が理解できる。
��技能・表現：自らの言葉で論証できる。態度(関心・意欲)：批判的に論考できる。
��思考・判断：根拠に基づき方向性を検討できる。
�ご愎粥Π嬪漾β崚戞Щ�象を「社会問題」として構築できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション講義（事前)自分の興味・問題意識を考える。(60分）
（事後）文献サーヴェイ(60分）
【2】社会福祉の諸課題について（課題提示）講義・討議(事前・事後）興味あるテーマの資料・文献サーヴェイ（90分）
【3】学生による研究テーマ(問題意識)の発表　��演習・討議(事前・事後）興味あるテーマの資料・文献サーヴェイ（90分）
【4】学生による研究テーマ(問題意識)の発表　��演習・討議(事前・事後）興味あるテーマの資料・文献サーヴェイ（90分）
【5】学生による研究テーマ(問題意識)の発表　��演習・討議(事前・事後）興味あるテーマの資料・文献サーヴェイ（90分)
【6】レポート・卒業論文作成の基礎講義(事前)レポート作成(90分）
【7】指示課題(論文・新聞記事)に対する論証レポートの発表　��演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）　
【8】指示課題(論文・新聞記事)に対する論証レポートの発表　��演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）　
【9】指示課題(論文・新聞記事)に対する論証レポートの発表　��演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）　
【10】研究計画・構成素案の発表・討議　��演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）
【11】研究計画・構成素案の発表・討議　��演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）
【12】研究計画・構成素案の発表・討議　��演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）
【13】研究計画・構成素案の発表・討議　��演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）
【14】全体討議演習・討議(事前・事後）発表内容の検証・文献検索等(90分）
【15】まとめ講義(事前・事後）研究計画・構成案の検討(90分）
評価方法
　概ね、取組姿勢：50％、レポート等：50％を基本とする。
　２/３以上の出席が必要
　課題レポートに対する講評は、授業時又はグーグルクラスルーム等でフィードバック
教科書
なし。
適宜資料を提示する。
参考図書
参考図書／小熊英二『基礎からわかる論文の書き方』講談社新書
　　　　／上野千鶴子『情報生産者になる』ちくま新書
備考
オフィスアワー（木曜日、第1講時　9号館5階　研究室）
昭和54年4月〜平成25年3月　徳島県職員
その間、福祉事務所(ケースワーカー）、東京事務所(旧厚生省担当）、医療・保健・福祉部門のほか企画部門を中心に勤務。平成25年4月〜平成31年3月　日本赤十字社徳島県支部事務局長
【科目ナンバー】DATN301L