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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12361 | 担当教員名 | 儀宝 修 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 資格 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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教師志望の学生が実践的指導力を身につけ優れた教員に成長する上で教育実習は非常に重要である。その教育実習を有意義なものにするために、教育実習の意義、事前準備、事後処理を含めた教育実習全体の概要、及び事前段階、実習中、事後段階それぞれにおいて行わなければならない具体的事項や留意点を学ぶ。この授業を通じて、教員になる決意を新たにし、教育実習に真摯に取り組む態度を養うと共に、実習後、残りの大学生活において教職につくために、更に自己研鑽に取り組む心構えをつくる。 |
到達目標 |
①知識(理解):教育実習前、実習中、実習後にそれぞれ何をすべきかを学び、今後の学習計画を立て、今からできることに着手する。 ②態度(関心・意欲):教壇に立って教えるために、日頃から社会の動きや身の回りの出来事に関心を持ち、教材として活用していけるようにまとめることができる。 ③技能(表現):学習指導案を作成し、模擬授業を行い、実際に1時間の授業ができるようになる。 ④思考・判断:教員としてふさわしい言動や的確な判断ができるように、自己研鑽、自己啓発に努めることができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 1教育実習の意義と課題ー教員養成課程における教育実習の位置、教育実習の意義、教育実習の課題と実習生としての自覚、教育実習の範囲と内容ー | 一斉講義形式 | ・目指す教師像について、自分の考えをまとめる。1時間 |
【2】 | 2教育実習の課程での留意事項・・・(1)実習前(2)実習中(3)実習後(4)その他の留意事項 | 一斉講義形式 | ・志望の動機について、まとめる。1時間 ・模擬授業の単元検討。1時間 |
【3】 | 3教育実習の実際Ⅰ(1)ー児童・生徒の実態把握と理解、授業参観、教材研究ー | 一斉講義形式 | ・教員として重要な資質は何か、自分の考えをまとめる。1時間 |
【4】 | 4教育実習の実際Ⅰ(2)ー学習指導案の作成、教材・教具の準備、発問・板書の工夫、机間指導ー | 一斉講義形式 | ・わかる授業とはどんな授業か、自分の考えをまとめる。1時間 ・学習指導案を作成する。5時間 |
【5】 | 模擬授業Ⅰ(1) | 模擬授業 | ・学習指導案を作成する。5時間 |
【6】 | 模擬授業Ⅰ(2) | 模擬授業 | ・学習指導案作成の留意点について、まとめる。1時間 |
【7】 | 5教育実習の実際Ⅱ(1)ー道徳の指導、特別活動の指導 | 一斉講義形式 | ・学習指導案を作成する。5時間 |
【8】 | 模擬授業Ⅱ(1) | 模擬授業 | ・学習指導案を作成する。5時間 |
【9】 | 模擬授業Ⅱ(2) | 模擬授業 | ・部活動について、意義と課題、自分の指導方針をまとめる。1時間 |
【10】 | 6教育実習の実際Ⅱ(2)ー学校経営・学級経営 | 一斉講義形式 | ・学習指導案を作成する。5時間 |
【11】 | 模擬授業Ⅲ(1) | 模擬授業 | ・学習指導案を作成する。5時間 |
【12】 | 模擬授業Ⅲ(2) | 模擬授業 | ・ボランティア活動について、体験と学んだことについてまとめる。1時間 |
【13】 | 7教育実習の実際Ⅱ(3)ー学校保健・学校安全、4年生の教育実習体験報告 | 一斉講義形式、グループワーク | ・4年生の体験談を聞いて学んだこと、生かしたい点などをまとめる。1時間 |
【14】 | 8教育実習の実際Ⅱ(4)ー生徒(生活)指導、教育相談ー | 一斉講義形式 | ・いじめを防ぐための方策、問題行動を防ぐための日常の指導、支援について、自分の考えをまとめる。2時間 |
【15】 | 9教育実習の実際Ⅱ(5)ーいじめ、不登校についてー | 一斉講義形式 | ・これからの教師に求められることについて、まとめる。1時間 ・現在の教育に欠けていることは何かについて、まとめる。1時間 |
評価方法 |
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試験50%・レポート50% レポートの解説・好評はGoogle Classroomでフィードバックします。 |
教科書 |
池田稔他編著『教育実習総説 第三版』(学文社)1900円+税・・・絶版→プリントを配ります。 |
参考図書 |
授業中に紹介します。 |
備考 |
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教科書、配布レジュメ、ノートを毎回持参すること。進度によって若干の変更はあります。 〔オフィスアワー〕随時受付1号館1階総務課 〔実務経験〕昭和62年4月~令和4年3月 徳島県公立高等学校教員、徳島県教育委員会職員 |