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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12394 | 担当教員名 | 峯崎 征隆 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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決められた問いに対して、教科書等のテキストで学んだ知識・技能を用いて答えるというこれまでの学びに加え、特に大学での学修では、(1) 自ら調査を行い、(2) 得られた普遍的な事実から論理的な推論に基づく主張する(特にレポート作成などで)ことが求められるようになる。 そのため、本科目では、まず、資料収集の方法や施設などの実践の場を見学することを通じて、(1) の力を養うための基盤となる体験を行う。次に、(2) の力を獲得するため、調査資料(テキスト・文献等)にある文章(説明文・論説文)を正確に読解するためのスキルについても学ぶ。 |
到達目標 |
人間福祉学科の専門科目を学修するために必要な準備を行うため、以下のことを目指す。 【知識・理解】レポートの準備で必要となる資料収集の方法、正しく資料を読むための方法を理解する。 【技能・表現】調査結果や資料を正確に読み解く力を身につける。さらに普遍的な事実から論理的な推論を行った上で、それを表現し、他者と共有し、意見交換する。 【関心・意欲・態度】福祉に関わる諸問題に関心を示し、その内容や経緯を理解する. 【思考・判断】上記の技能を獲得することで、主観的な視点に固執することなく、他者の視点も考慮する。そのことによって、弱者の立場・感情を考え、多様性のある社会を是とするソーシャルワークの観点を理解する。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 【担当:和仁】オリエンテーション(授業の進め方) 「自己紹介」などを通じて、グループワークを体験する | 講義・演習 | 【事前学習】社会福祉について関心をもった新聞記事等を1つ選び、その内容をまとめる。(30分) 【事後学習】授業で学んだことから、大学生活で達成したいことについてレポートにまとめる。(800字以内)60分 |
【2】 | 【担当:和仁】メディアセンター・図書館を活用しよう | 見学・演習 | 【事前学習】図書館で新聞コーナーを活用して、関心をもった新聞記事を1つ選び、その内容をまとめる。(30分) 【事後学習】図書で書籍を借りるなど、情報を集める体験をする。(60分) |
【3】 | 【担当:和仁】社会資源を知ろう① ふれあい健康館見学(予定) | 見学・演習 | 【事前学習】ふれあい健康館の情報をインターネット等で調べる。(30分) 【事後学習】見学して学んだことをレポートにまとめる。(60分) |
【4】 | 【担当:和仁】社会資源を知ろう② 徳島県立総合福祉センター見学(予定) | 見学・演習 | 【事前学習】徳島県立総合福祉センターの情報をインターネット等で調べる。(30分) 【事後学習】見学して学んだことをレポートにまとめる。(60分) |
【5】 | 【担当:峯崎】読解力の確認 (文章読解の基本 1) | 講義・演習 | 【事前学習】Classroom 上にある「読解力テスト」に回答し、間違った問題をメモしておく。(30分) 【事後学習】「読解力テスト」で間違った問題があれば、その理由を把握しておく。(60分) |
【6】 | 【担当:峯崎】話の道筋を決める「つなぎ言葉」(文章読解の基本 2) | 講義・演習 | 【事前学習】『話の道筋を決める「つなぎ言葉」』に関する説明を読み、Classroom の問題に回答する。(30分) 【事後学習】Classroom の『話の道筋を決める「つなぎ言葉」』に関する問題に回答する(60分)。 |
【7】 | 【担当:峯崎】主張の目印となる「つなぎ言葉」と「指示代名詞」(文章読解の基本 3) | 講義・演習 | 【事前学習】『主張の目印となる「つなぎ言葉」と「指示代名詞」』に関する説明を読み、Classroom の問題に回答する。(30分) 【事後学習】Classroom にある『主張の目印となる「つなぎ言葉」』に関する問題に回答する。(60分) |
【8】 | 【担当:峯崎】書き手の主張を示す表現(文章読解の基本 4) | 講義・演習 | 【事前学習】『書き手の主張を示す表現』に関する説明を読んだ後、その表現をリストアップしておく。(45分) 【事後学習】Classroom での出題文章から「主張を示す文だけを取り出す」問題に回答する。(45 分) |
【9】 | 【担当:峯崎】論説文の要約①(文章読解の基本 5) | 講義・演習 | 『論説文の要約』の手順を示した資料を読んだ後、文章例で同じ手順を試してみる。(45分) 【事後学習】出題した論説文を実際に要約する。(90分、次回の【事前学習】の一部でもある) |
【10】 | 【担当:峯崎】論説文の要約②(文章作成の基本 6) | 講義・演習 | 【事前学習】前回講義で出題の論説文を実際に要約する(90分,前回の【事後学習】の一部でもある)。 【事後学習】出題した論説文を実際に要約する(45分)。 |
【11】 | 【担当:和仁】「勉強」と「研究」の違いについて | 講義・演習 | 【事前学習】社会福祉について、関心をもった新聞記事等を1つ選び、まとめる。(30分) 【事後学習】「研究」について、授業で学んだことを復習する。(60分) |
【12】 | 【担当:和仁】コミュニケーションについて | 講義・演習 | 【事前学習】言語を使わないコミュニケーションについて、インターネットや図書館で調べる。(30分) 【事後学習】コミュニケーションについて、理解したことをレポートにまとめる。(60分) |
【13】 | 【担当:和仁】社会福祉における生活課題について | 講義・演習 | 【事前学習】社会福祉について、関心をもった新聞記事等を1つ選び、まとめる。(30分) 【事後学習】授業で学んだことについて、理解したことをレポートにまとめる。(60分) |
【14】 | 【担当:和仁】実践者から学ぼう① (医療ソーシャルワーカー)(予定) | 講義・演習 | 【事前学習】医療ソーシャルワーカーの活動内容について、図書館等で調べる。(30分) 【事後学習】授業で学んだことについて、理解したことをレポートにまとめる。(60分) |
【15】 | 【担当:和仁】実践者から学ぼう② (スクールソーシャルワーカー)(予定) | 講義・演習 | 【事前学習】スクールソーシャルワーカーの活動内容について、図書館等で調べる。(30分) 【事後学習】授業で学んだことについて、理解したことをレポートにまとめる。(60分) |
評価方法 |
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以下の比率で評価する予定である。 【A】授業への参加態度(30%)、提出課題 (40 %) : 主に【事後学習】のレポート 【B】Classroom の問題への回答 (30 %) : 文章読解に関する問題 |
教科書 |
教科書は使用しない。 授業のテーマに応じて、説明資料をプリント、及び、PDF ファイルとして配布する。 PDF ファイルの表示・配布は、Google Classroom のクラス『2024年度 基礎ゼミナール A』で行う。 |
参考図書 |
なし |
備考 |
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平成 14 年〜15 年 株式会社サミットシステムサービス (システムエンジニア) 平成 15 年〜16 年 独立行政法人科学技術振興事業団戦略的創造研究推進事業 研究員 平成 16 年〜18 年 京都大学情報学研究科 助手 |