徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ソーシャルワークの基盤と専門職（Professional Social Work Fundamentals）　

科目番号12410担当教員名和仁　里香単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
現代社会において福祉ニーズは複雑・多様化しており、社会福祉士が求められる分野は、教育、労働、医療、司法等にも拡大されている。このため社会福祉士として相談援助を担うには、福祉ニーズを適切に把握することができ、適切な援助・支援を行うことができる力が必要となる。本講義は、そのような社会福祉士の相談援助を学ぶ上で基盤となるものである。具体的には、社会福祉士に求められる役割、意義、倫理、連携等について、また相談援助の構成要素、相談援助の形成過程等について講義を行う。なお、本科目は国家試験に準じた講義を行う。
到達目標
�｜亮院ν�解:福祉専門職としての倫理や役割、意義を説明することができる。
��技能・表現:福祉専門職が行う相談援助について自分の言葉で説明することする。
��思考・判断:社会福祉士および精神保健福祉士の国家試験問題を正確に読み取り解答できるようになる。
�ご愎粥Π嬪漾β崚�(関心・意欲):福祉専門職に必要な相談援助の構成要素や形成過程について理解し活用することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション／ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士について講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】社会福祉についての関心を持った新聞記事を１つ選び、その内容をまとめる。（30分）
【事後学習】社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士及び介護福祉士の定義を読んでわからない言葉を調べる。（60分）
【2】ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ��
社会福祉士・精神保健福祉士の専門性		講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ」を読んでおく。（30分）
【事後学習】社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士及び介護福祉士の定義を覚える。（60分）
【3】ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ��
社会福祉士・精神保健福祉士に求められるコンピテンシー		講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供事前学習】教科書の「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ」を読んでおく。（30分）
【事後学習】社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士及び介護福祉士の定義を覚える。（60分）
【4】ソーシャルワークの概念�� ソーシャルワークの定義講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの概念」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの概念（特にソーシャルワークの定義）」をまとめておく。（30分）
【5】ソーシャルワークの概念�� ソーシャルワークの構成要素講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの概念」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの概念（特にソーシャルワークの定義）」をまとめておく。（30分）
【6】ソーシャルワークの基盤となる考え方�� ソーシャルワークの原理講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの基盤となる考え方」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの基盤となる考え方」をまとめておく。（30分）
【7】ソーシャルワークの基盤となる考え方�� ソーシャルワークの理念講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの基盤となる考え方」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの基盤となる考え方」をまとめておく。（30分）
【8】ソーシャルワークの形成過程�� ソーシャルワークの源流と基礎確立期講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。（30分）
【9】ソーシャルワークの形成過程�� ソーシャルワークの発展期講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。（30分）
【10】ソーシャルワークの形成過程�� ソーシャルワークの展開期と統合化講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。（30分）
【11】ソーシャルワークの形成過程�� 日本におけるソーシャルワークの形成過程講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの形成過程」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの形成過程」をまとめておく。（30分）
【12】ソーシャルワークの倫理�� 専門職倫理の概念講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの倫理」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの倫理」をまとめておく。（30分）
【13】ソーシャルワークの倫理�� 倫理綱領講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの倫理」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの倫理」をまとめておく。（30分）
【14】ソーシャルワークの倫理�� 倫理的ジレンマ講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークの倫理」を読んでおく。（60分）
【事後学習】授業で学んだ「ソーシャルワークの倫理」をまとめておく。（30分）
【15】ソーシャルワークの概念、形成過程、倫理等のまとめ講義・グループワーク　視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】これまで学習した範囲の教科書を復習しておく。（60分）
【事後学習】ソーシャルワークの概念、形成過程、倫理等について、自分の考えをまとめておく。（30分）
評価方法
１．授業の参加態度：最大30点
２．振り返り、課題への取り組み等：最大20点
３．試験：最大50点
※上記各項目における合計点で評価します。
教科書
・一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座 11 ソーシャルワークの基盤と専門職[共通・社会専門]』，中央法規出版　2021年.
参考図書
・NPO法人 日本医療ソーシャルワーク研究会編『医療福祉総合ガイドブック 2024年度版』，医学書院　2024年．
・小六法編集委員会編『福祉小六法　2024年版』，みらい　2023年.
・川村隆彦『支援者が成長するための50の原則　あなたの心と力を築く物語』，中央法規出版　2010年.
備考
【オフィスアワー】火曜日、2講時　25号館　11階　研究室
【科目ナンバー】DACW251L
【実務経験】平成4年　大阪府保健所　精神保健福祉相談員（非常勤）、年平成5年〜平成30年　大阪府社会福祉専門職（児童相談所、障がい者更生相談所、本庁等勤務）、平成18〜平成20年　大阪府門真市勤務、平成26年・27年　厚生労働省　児童福祉専門官、令和元年〜令和4年　西日本こども研修センターあかし　研修企画専門員