徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)(Professional Social Work Fundamentals【speciality】 )

科目番号12429担当教員名和仁 里香単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
本講義は「ソーシャルワークの基盤と専門職」に続き、社会福祉士のソーシャルワークを学ぶなかで基盤となるものである。具体的には、①総合的かつ包括的な相談援助の全体像と理論、②相談援助専門職の概念と範囲(諸外国の動向を含む)、③総合的かつ包括的な相談援助の専門的機能について講義を行う。なお、本科目は社会福祉士国家試験の一科目であり、国家試験に準じた講義を行う。
到達目標
知識(理解):福祉専門職としての倫理や役割、意義を説明することができる。
態度(関心・意欲):福祉専門職に必要な相談援助の構成要素や形成過程について理解し活用することができる。
技能(表現):福祉専門職が行う相談援助について自分の言葉で説明することする。
思考・判断:社会福祉士国家試験問題を正確に読み取り解答できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション(授業の進め方等)、前回の感想共有、(1-1)ソーシャルワークにかかる専門職の概念と範囲講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】社会福祉についての新聞記事を読み、その内容をまとめる。(30分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士、介護福祉士の定義を暗記する。(60分)
【2】ソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲①
社会福祉士の職域と役割
講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲」を読んでおく。(30分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。精神保健福祉士法における精神保健福祉士の定義を暗記する。(60分)
【3】ソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲②
ソーシャルワーク実践について
講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【4】ソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲③
諸外国の動向(アメリカ,イギリス,北欧諸国)
講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【5】ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク① 対象講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【6】ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク② 定義と実践展開講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【7】ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク③ 支援の実際講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【8】ソーシャルワークについての問題・解答(解説)作成①講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書を参考にソーシャルワークについての問題・解答(解説)作成する。(60分)
【事後学習】教科書を参考にソーシャルワークについての問題・解答(解説)作成する。(30分)
【9】ソーシャルワークについての問題・解答(解説)作成②講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書を参考にソーシャルワークについての問題・解答(解説)作成する。(60分)
【事後学習】教科書を参考にソーシャルワークについての問題・解答(解説)作成する。(30分)
【10】ソーシャルワークについて発表会①発表・プレゼンテーション・ディスカッション【事前学習】発表の準備をする。(60分)
【事後学習】発表会で出題された問題の復習を行う。(30分)
【11】ソーシャルワークについて発表会②発表・プレゼンテーション・ディスカッション【事前学習】発表の準備をする。(60分)
【事後学習】発表会で出題された問題の復習を行う。(30分)
【12】総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容①
総合的かつ包括的な支援におけるジェネラリストの視点
講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【13】総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容②
ジェネラリストの視点に基づく総合的かつ包括的な支援の意義と内容
講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【14】総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容③
多職種連携およびチームアプローチの意義と内容
講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】教科書の「総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容」を読んでおく。(60分)
【事後学習】講義で学んだことをまとめておく。(30分)
【15】ソーシャルワークについてのまとめ講義・グループワーク 視聴覚教材等を活用した情報提供【事前学習】これまでに学んだ内容をまとめておく。(60分)
【事後学習】今後の実践に活かせるように振り返りをする。(30分)
評価方法
1.授業の参加態度:最大30点
2.振り返り、課題への取り組み等:最大20点
3.試験:最大50点
※上記各項目における合計点で評価します。
教科書
・一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座 11 ソーシャルワークの基盤と専門職[共通・社会専門]』,中央法規出版 2021年.
参考図書
・NPO法人 日本医療ソーシャルワーク研究会編『医療福祉総合ガイドブック 2024年度版』,医学書院 2024年.
・小六法編集委員会編『福祉小六法 2024年版』,みらい 2023年.
・川村隆彦『支援者が成長するための50の原則 あなたの心と力を築く物語』,中央法規出版 2010年.
備考
【オフィス・アワー】火曜日 3講時 25号館 11階 研究室
【科目ナンバー】 DACW252L
【実務経験】平成4年 大阪府保健所 精神保健福祉相談員(非常勤)、平成5年~平成30年 大阪府社会福祉専門職(児童相談所、障がい者更生相談所、本庁等勤務)、平成18~平成20年 大阪府門真市勤務、平成26年・27年 厚生労働省 児童福祉専門官、令和元年~令和4年 西日本こども研修センターあかし 研修企画専門員