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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】社会保障Ⅰ

科目番号	12452	担当教員名	小森　將晴	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
歴史的経緯を踏まえた社会保障の理念・概念及び施策体系を学び、国民の生活を保障するセーフティネットとしての社会保障制度について理解を深める。また、人口動態・経済構造・雇用形態などの変化に伴う社会保障制度の現状と課題について学修する。この科目では、社会保障の範囲と構造、財源と費用などの基本部分に加え、年金保険制度や医療保険制度を学び社会保障Ⅱにつなげる。なお、理解度の状況により、順序、区分等を変更する場合がある。
到達目標
①知識　　　：国家試験に対応できる知識を養う。 ②態度　　　：社会保障制度の動向に関心を持ち、今後の制度のあり方について考える。 ③技術　　　：自分の言葉でまとめ、表現できる。 ④思考・判断：制度の現状を的確に判断できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション現代社会と社会保障① 　人口動態の変化、社会保障の範囲、ライフサイクルからみた社会保障制度	一斉講義、	人口動態の変化、雇用形態の変化などについて調べておく。自分のライフサイクルで社会保障制度を考える。　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【2】	現代社会と社会保障② 　社会保障の理念と機能	一斉講義、振返り	基本的人権と社会保障、社会保障の機能等について考えておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　90分
【3】	社会保障の歴史① 　欧米における社会保障の歴史的展開	一斉講義、振返り	資本主義の進展と社会保障制度の展開の関連性について考えておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　90分
【4】	社会保障の歴史② 　日本における社会保障の歴史的展開(前半）	一斉講義、振返り (小テスト）	社会状況と制度の生成・改正のアウトラインを押さえておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　90分
【5】	社会保障の歴史③ 　日本における社会保障の歴史的展開(後半）	一斉講義、振返り	社会状況と制度の生成・改正のアウトラインを押さえておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　90分
【6】	社会保障の構造　社会保障の体系、社会保険の構造、社会扶助の構造	一斉講義、振返り	社会保障の基本的構造について調べておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【7】	社会保障の財源と費用① 　社会保障給付の推移、社会保障費の費用	一斉講義、振返り (小テスト）	社会保障費の推移と要因について考えておく。小テストと「キーワード」での振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【8】	社会保障の財源と費用② 　社会保障の財源、社会保障と経済	一斉講義、振返り	社の会保障の財源構成の変化を押さえておく。課題検討及び「キーワード」での振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【9】	年金保険制度① 　年金保険制度の沿革と概要、国民年金	一斉講義、振返り	年金保険の沿革を眺めておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【10】	年金保険制度② 　厚生年金、	一斉講義、振返り (小テスト）	厚生年金制度のアウトラインを押さえておく。小テストと「キーワード」での振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【11】	年金保険制度③ 　年金保険制度をめぐる最近の動向	一斉講義、振返り	年金制度の課題について考えておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【12】	医療保険制度① 　医療保険制度の沿革と概要、健康保険と共済制度	一斉講義、振返り	医療保険制度の意義と沿革について概観しておく。「キーワード」での振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【13】	医療保険制度② 　国民健康保険制度、後期高齢者医療制度	一斉講義、振返り (小テスト）	各保険制度を概観しておく。小テスト及び各保険制度の課題について振返る。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【14】	医療保険制度③ 　国民医療費と医療ををめぐる最近の動向	一斉講義、振返り	医療費の推移と各保険制度の負担について考えておく。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分
【15】	まとめ、社会保障Ⅱの案内	一斉講義、振返り	全般的振返り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90分

評価方法
期末テスト70％、小テスト・レポート(振返りでフィードバック)・授業への取組姿勢等30％を目安とする。２/３以上の出席が必要
教科書
新・社会福祉士養成講１２「社会保障」第６版　中央法規
参考図書
適宜、参考文献を紹介するとともに、関連資料等を配布します。

備考

【クラスコード】qwtq7ak

昭和54年4月～平成25年3月　徳島県職員
その間、福祉事務所(ケースワーカー）、東京事務所(旧厚生省担当)、医療・保健・福祉部門及び企画部門を中心に勤務。
平成25年4月～平成31年3月　日本赤十字社職員(徳島県支部）
※　オフィスアワー：木曜　第１限　25号館11階　研究室で(事前連絡を）