徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎ゼミナール A

科目番号12495担当教員名峯崎 征隆単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1
授業概要
高校までの学習は,与えられた知識を覚えて応用する段階で終わっているのが現状である.それに対して,大学での学修では,自ら調査を行い,得られた普遍的な事実から論理的な推論に基づく主張を行うことが(特にレポート作成などで)要求される.調査資料(テキスト・文献等)にある説明,論説を正確に読解することが,この要求を満たすための前提条件となる.
まずは,説明文・論説文の問題解説・演習を通じて読解力を養うことで,この条件を満たすことを目指す.簡単なレポート作成も行う.

また,人間福祉学科専門科目の基礎となる社会科目の復習も行う.
到達目標
目標は,人間福祉学科の専門科目を学修するために必要な準備を行うことある.具体的には以下のことを目指す.
【知識・理解】「公民」,「現代社会」,「政治・経済」の復習を通じて,福祉で必要な人権・福祉・保険等に関する知識を獲得する.さらに,社会問題と絡めて具体的に理解する.

【技能・表現】読解力を身につける.さらに普遍的な事実から論理的な推論を行えるようにする.

【関心・意欲・態度】福祉に関わる諸問題に関心を示し,その内容や経緯を理解するだけでなく,自分なりの(感想ではなく)見解の基づいて,解決しようと試みる.

【思考・判断】上記の技能を獲得することで,自身の視点に固執することなく,他者の視点を考慮できるようにする.そのことによって,弱者の立場・感情を考え,多様性のある社会を是とする観点から社会正義を具現化した判断を下せるようになることを目指す.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス講義授業中に指示
【2】中学復習授業講義・演習授業中に指示
【3】中学復習授業講義・演習授業中に指示
【4】中学復習授業講義・演習授業中に指示
【5】これまでの授業内容を小レポートにまとめる(説明編)講義・演習授業中に指示
【6】これまでの授業内容を小レポートにまとめる(実践編)演習授業中に指示
【7】高校復習授業講義・演習授業中に指示
【8】高校復習授業講義・演習授業中に指示
【9】高校復習授業講義・演習授業中に指示
【10】これまでの授業内容を小レポートにまとめる.演習授業中に指示
【11】中・高校復習授業の知識定着とサブテキスト講読小テスト・講義授業中に指示
【12】中・高校復習授業の知識定着とサブテキスト講読小テスト・講義授業中に指示
【13】中・高校復習授業の知識定着とサブテキスト講読小テスト・講義授業中に指示
【14】中・高校復習授業の知識定着とサブテキスト講読小テスト・講義授業中に指示
【15】ホームルーム等講義授業中に指示
評価方法
以下の比率で評価する予定である.
【A】提出課題 (30 %):説明文・論説文の読解問題
【B】小レポート (30 %)
【C】小テスト (40 %):授業で復習した「公民」,「現代社会」,「政治・経済」の範囲
教科書
教科書は使用しない.
授業のテーマに応じて,説明資料をプリント,及び,pdf ファイルとして配布する.
PDF ファイルの表示・配布は,Google Classroom のクラス『2023年度 基礎ゼミナール A』で行う.
参考図書
中学「公民」・高校「現代社会」・高校「政治・経済」の教科書
備考
平成 14 年〜15 年 株式会社サミットシステムサービス (システムエンジニア)
平成 15 年〜16 年 独立行政法人科学技術振興事業団戦略的創造研究推進事業 研究員
平成 16 年〜18 年 京都大学情報学研究科 助手