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【科目名】精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅱ

科目番号	40639	担当教員名	森　真弓	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	3年、編入3年

授業概要
Ⅱでは、Ⅰの学習を踏まえた上で、主に相談援助活動の展開、地域移行支援、地域を基盤にした相談援助の主体と対象、ケアマネジメント、地域を基盤にした支援とネットワーキング等について学び、地域を基盤にした支援や展開の基本的な考え方、必要となる技術を中心に、事例を検討しながら理解していく。
到達目標
①知識（理解）：相談援助技術（個別・集団・家族）の展開、地域移行や医療機関と地域の連携の基本的考え方や支援体制、地域リハビリテーションの構成と社会資源の活用、ケアマネジメント、コミュニティーワークの実際について、また地域生活を支援する保健・医療・福祉等の包括的な支援の意義と展開について理解する。 ②態度（関心・意欲）：精神障害に伴う生活のしづらさを理解し、地域での様々な生活課題を抱える当事者について、地域連携をしながらその課題に取り組む姿勢を育てる。 ③技能（表現）：精神障害者の地域支援の基本的な考え方やその技術、支援方法など、実践力の基礎となる力を身につける。 ④思考・判断　：精神障者の地域での様々な課題や問題を多角的にとらえ、分析し、解決しようとする力を養う。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	相談援助活動の内容と展開 ①相談援助活動の内容と方法	講義
【2】	相談援助活動の内容と展開 ②個別支援の実際と事例分析	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【3】	相談援助活動の内容と展開 ③集団を活用した支援の実際と事例分析	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【4】	相談援助活動の内容と展開 ④事例による相談援助活動の検討	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【5】	家族調整・支援の実際と事例分析 ①精神保健福祉における精神障害者と家族の関係と支援方法	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【6】	家族調整・支援の実際と事例分析 ②事例による家族調整・支援の検討	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【7】	地域移行の対象および支援体制 ①対象と体制、精神保健福祉士の役割と多職種との連携	講義	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【8】	地域移行の対象および支援体制 ②地域移行支援・地域定着支援	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【9】	地域を基盤にした相談援助の主体と対象	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【10】	地域を基盤にしたリハビリテーションの基本的考え方 ①地域ネットワーク、アウトリーチ、地域生活支援と訪問活動	講義・グループワーク	準備学修　事例予習・テキスト熟読　３０分
【11】	地域を基盤にしたリハビリテーションの基本的考え方 ②セルフヘルプグループ、家族会、ボランティアの育成と活用	講義・発表	準備学修　「ぺてるの家」についての予習　テキスト熟読　３０分
【12】	精神障害者のケアマネジメント ①原則、意義と方法、展開過程	講義	準備学修　テキスト熟読　３０分
【13】	精神障害者のケアマネジメント ②チームケアとチームワーク、ACTとストレングスモデル	講義・グループワーク	準備学修　テキスト熟読　３０分
【14】	当事者による体験発表	当事者を招いての研修	事後学修　感想文　６０分
【15】	地域を基盤にした支援とネットワーキング、包括的支援の意義と展開	講義	準備学修　テキスト熟読　事後学修　まとめ　６０分

評価方法
平常点と提出物２０％　試験８０％事前学習としての課題や感想文などのレポート提出、発表なども随時実施毎回三行文提出のこと
教科書
精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅱ（中央法規）
参考図書
その都度提示（県の福祉関係手引き、セルフヘルプグループ等支援に関する資料、「ぺてるの家」関連の書籍、ＤＶＤ等）

備考
オフィスアワー：１号館非常勤講師室　　　　　　　　授業後　メモやメールでの質問可