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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】小児看護学援助論

科目番号	10077	担当教員名	鈴木　智子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
【授業概要】小児看護学概論で学んだ小児看護の目的や成長・発達をおさえながら、子どもの成長発達や子どもに起こりやすい症状を学習し、子どもの特徴を知った上でその看護方法を理解する。【到達目標】小児看護に関する基本的な看護技術（生活援助技術・検査処置時の看護技術）を学習することで対象に応じた観察力と看護の実践力を身につけることができる。
到達目標
１．子ども（乳児・幼児・学童・思春期）の成長発達過程を理解し、子どもに起こりやすい健康問題について理解する。２．乳幼児期の子どもを養育する家族の現状と課題を理解する。３．子どもに適した身体発達の評価の必要性を理解し、評価方法を選択・実施することができる。４．子どものバイタルサインに関する基礎的知識を理解し、測定技術を修得する。５．発達段階に応じた生活援助技術を学び、健康問題に応じた看護技術を選択・実施できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	子どもの成長・発達	講義	予習にて概論第２章、成長・発達とはを熟読しておく以下、予習の範囲を記す
【2】	小児の日常生活（新生児・乳児期・幼児期）	講義	概論第３章、第４章
【3】	小児の日常生活（学童期・思春期）	講義	概論第５章、第６章
【4】	小児看護師の役割	講義、DVD視聴	概論第１章、小児看護の特徴と理念
【5】	病気や入院が子どもとその家族に与える影響と看護	講義、小テスト	概論７章、総論第１章
【6】	急性期にある子どもと家族の看護（一般症状・発熱・脱水等）	講義	総論第２章、第３章
【7】	急性期にある子どもと家族の看護（呼吸器、消化器、神経症状）	講義	第３章
【8】	慢性期にある子どもと家族の看護	講義・グループワーク	事例についてアセスメントしておく
【9】	救急処置が必要な子どもと家族の看護	講義	総論第４章
【10】	隔離が必要な子どもと家族の看護（感染症・発疹）	講義・グループワーク	第５章、第６章
【11】	子どものケアに必要な看護技術①講義：ﾊﾞｲﾀﾙｻｲﾝの測定技術、検査や処置時の説明と同意、子どものﾌｨｼﾞｶﾙｱｾｽﾒﾝﾄ	講義・DVD視聴	概論第８章
【12】	子どものケアに必要な看護技術②講義：採血など検体採取に伴う看護技術・輸液管理・吸入等	講義	総論第４章
【13】	検査処置を受ける子どもの看護技術①演習	講義・演習	演習冊子を熟読しておく
【14】	検査処置を受ける子どもの看護技術②演習	講義・演習
【15】	まとめ、実習へ向けての説明	講義

評価方法
平常点・演習に対する準備状況（10点）、筆記試験（90点）
教科書
小児看護学－子どもと家族の示す行動への判断とケア－、筒井真優美編著、日総研
参考図書
こどもの病気の地図帳、鴨下重彦監修、講談社、2007 小児Ⅱ、桑野タイ子編著、中央法規

備考
グループワークや演習に積極的に参加してください。小児看護学概論（多田羅教授）の授業と同じ教科書となります。