徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    急性期看護援助論

科目番号10086担当教員名細川 つや子単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
【授業概要】成人期にある対象者の健康レベル、中でも急激な身体侵襲により急性期・周術期にある対象者の看護を中心に展開する。手術は、身体的に大きな侵襲をもたらすと共に、精神的にもさまざまな影響を生じることが多い。成人各期にある対象者の特徴と健康障害による社会的変化、病気をもつ対象者及び家族を理解し、周術期にある対象者の看護に必要な知識・技能を学ぶことを目的とする。
到達目標
【到達目標】本科目は、急性期看護学実習に連動するものである。その学びの中心は、手術を受ける対象者及び家族に焦点をあてる関係上、周術期に行われる看護(術前−術中−術後)を事前課題の充実を図りながら学び、周術各期における看護問題を考え、必要な看護がわかることである。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】急性期・周術期の特徴、ガイダンス講義シラバスの熟読をする。
健康の各段階の学習をする(看学概論のテキストの振り返り)
【2】急性期・周術期にある対象者及び家族への看護援助講義既習学習内容の振り返りと事前学習の充実
【3】集中治療を受ける対象者及び家族への看護援助講義既習学習内容の振り返りと事前学習の充実
【4】手術前の主な検査とアセスメント講義必要な検査項目とデータの把握
【5】麻酔法・呼吸管理講義「手術療法を受ける対象者への看護」の熟読
【6】手術侵襲と生体反応、術後の疼痛管理講義学習予定内容の事前学習
【7】手術前・手術中の看護講義・DVD後ディスカッション学習予定内容の事前学習
【8】手術直後の看護講義・DVD後ディスカッション学習予定内容の事前学習
【9】手術侵襲による術後の回復過程における援助講義学習予定内容の事前学習
【10】術後合併症予防と出現時の援助講義術後予測される合併症の理解
【11】疼痛緩和・術後の不快症状緩和のための援助講義疼痛への援助方法を事前に学習する
【12】創傷治癒過程と全身回復に向けての援助講義学習予定内容の事前学習
【13】術後の看護展開講義・グループ討議実習記録になれ、看護展開の視点を事前に学習する
【14】回復期における日常生活援助講義学習予定内容の事前学習
【15】まとめ講義講義の振り返りを行い活用できるノートを作成する
評価方法
個別課題学習、グループ学習、定期試験、平常点等で総合的に評価する。
教科書
香春知永他 系統看護学講座 臨床看護総論 基礎看護学4 医学書院 
矢永勝彦・小路美喜子編集 系統的看護学講座 別巻 臨床外科看護総論 医学書院(1年次に購入済み)
参考図書
川島みどり・鈴木篤監修 改訂版 外科系実践的看護マニュアル 看護の科学社 
竹内佐智恵編著 ナーシンググラフィカ 周手術期看護 MCメディカ出版
雄西智恵美・秋元典子編 周手術期看護論 ヌーベルヒロカワ 
 他は講義時適宜紹介する。
備考
急性期看護学実習の先修要件科目である。
*第1回目の授業時に全体計画及び評価の詳細について説明する。
*2コマ続けての学修となるので、欠席・遅刻・早退をすると、本試験を受ける資格を失うことになるので注意を要する。
*事前課題を確実に行い、講義時及び急性期看護学実習に活かせる内容に整える。
*積極的に学び考えることを期待する。「授業時間外学習」は、進度状況により、各講義ごとに具体的内容を提示する。