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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】看護過程論

科目番号	10424	担当教員名	小田　正枝	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
看護を科学的に実践するために、看護過程論を通して、理論と実践の統合を図る必要とその意義を理解する。加えて演習の全体を通して、看護に必要な基礎的知識の活用法や対象に応じた援助技術の提供方法について、学生自ら考えたり、発見したり、創意工夫したりする力を高めることができる。また、根拠に基づいて看護を探求する姿勢・態度を養いメンバーと討議する。
到達目標
１．看護過程の歴史的発展や理論的基盤を説明できる。２．これまで学習してきた看護理論と看護のプロセス(アセスメント, 看護診断, 計画立案, 実施, 評価)との関係を記述できる。３．NANDA-1の13領域の構成を述べることができる。４．比較的平易な事例（紙上患者）を設定し、それを基にグループ学習を行い、対象者の抱える健康問題の解決に向けた看護過程の基本が記述できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション・看護過程の歴史的発展	講義	演習では看護展開に必要な知識（理論看護学・生理学・解剖学・薬理学・病気の成り立ち）を事前学習してください。この科目は２年次後期に開講される基礎看護実習、３年次の臨地実習での実際の患者さんに対する看護の展開の土台となります。
【2】	看護過程の理論的基盤	講義
【3】	看護過程のステップ ①アセスメント・看護診断	講義
【4】	看護過程のステップ　②看護介入・実施・評価	講義
【5】	NANDA-1看護診断の定義と分類	講義
【6】	ロイ適応理論に基づく看護過程①	講義
【7】	ロイ適応理論に基づく看護過程②	講義
【8】	事例の紹介、記録用紙、ガイドライン	講義
【9】	グループワークによる看護の展開（行動のアセスメント）	グループワーク
【10】	グループワークによる看護の展開（刺激のアセスメント）	グループワーク
【11】	グループワークによる看護の展開（関連図）	グループワーク
【12】	グループワークによる看護の展開（看護診断）	グループワーク
【13】	グループワークによる看護の展開（目標設定）	グループワーク
【14】	グループワークによる看護の展開（介入、評価）	グループワーク
【15】	まとめ（事例の解説）	講義

評価方法
定期試験および討議参加状況評価の割合：筆記試験50％、討議参加50％
教科書
編著　小田正枝：ロイ適応看護理論の理解と実践　医学書院日本看護診断学会監修　NANDA-1看護診断 -定義と分類- 2012～2014 医学書籍
参考図書
適宜紹介する。

備考