徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生化学

科目番号10426担当教員名加藤 有介単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
【授業概要】
生化学の基礎。ヒトの身体はさまざまな化学物質で形成されている。
その主要な成分は有機化合物である。
アミノ酸、糖質、脂質、ビタミン等はすべて有機化合物である。
蛋白質、DNA、グリコーゲンなど我々の身体を構成する物質の多くは、これらの有機化合物を構成要素として複雑に組み合わさって合成された生体高分子と呼ばれる物質である。
また多種多用な生体高分子が弱い相互作用によって一定の形態を形成することで、生体膜、細胞小器官、細胞、細胞外基質などは構成されている。
したがって生体をなす物質の基礎を学ぶためには、まずアミノ酸、糖質、脂質などの基本となる構成要素について化学的な性質や構造について学ぶ。
そのうえでさまざまな生体高分子の性質について学ぶ。
またそれらの代謝機構についての基礎を学ぶ。
生体高分子が正常に合成されないことで、さまざまな疾患を生じる可能性がある。その基礎が生化学である。

到達目標
【到達目標】
生命現象を化学的に、物質に基づいて理解する。また健康との関わりを知る。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生化学とは?
水、細胞、糖質
講義と質疑応答【予習】教科書P20まで通読。
【復習】教科書とノートを見直して小テスト対策をとる。
【2】糖質、タンパク質、脂質講義と質疑応答、小テスト【予習】教科書P40まで通読。
【復習】教科書とノートを見直して小テスト対策をとる。
【3】核酸、ビタミン、酵素等講義と質疑応答【予習】教科書P60まで通読。
【復習】教科書とノートを見直して小テスト対策をとる。
【4】酵素、糖の分解講義と質疑応答、小テスト【予習】教科書P80まで通読。
【復習】教科書とノートを見直して小テスト対策をとる。
【5】糖、脂質の分解、アミノ酸代謝講義と質疑応答【予習】教科書P100まで通読。
【復習】教科書とノートを見直して小テスト対策をとる。
【6】核酸分解、窒素代謝、脂質代謝講義と質疑応答、小テスト【予習】教科書P123まで通読。
【復習】教科書とノートを見直して小テスト対策をとる。
【7】遺伝情報の発現講義と質疑応答【予習】教科書P171-P197まで通読。
【復習】教科書とノートを見直して小テスト対策をとる。
【8】まとめ講義と質疑応答、小テスト【予習】小テスト対策
【復習】これまでのすべての授業を振り返る。
評価方法
小テストと出席点。
教科書
基礎の生化学 第2版 猪飼 篤 著 (東京化学同人)
*特にAmazonなどで中古本を購入する人は、第2版であるかどうかよく確認して下さい。古いものは内容が若干異なる可能性があります。
参考図書
専門基礎講座 よくわかる生化学 津田道雄著(金原出版)、ヴォート生化学(東京化学同人)、ストライヤー生化学(東京化学同人)、細胞の分子生物学(ニュートンプレス)、大学への橋渡し 生化学 功刀 滋, 斉藤 正治 編 (化学同人)
備考