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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10450 | 担当教員名 | 橋本 文子 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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公衆衛生看護活動に用いる各保健指導技術(健康相談、家庭訪問、健康教育、グループ・組織化)の基礎理論および技法を学ぶ。健康危機管理における保健師の役割を学ぶ。地域の人々が自らの健康課題に主体的に取り組みエンパワメントするための支援方法を理解し、支援者の役割を学ぶ。 |
到達目標 |
1.地域の健康問題を構造的に捉え説明できる。2.保健指導で活用できる保健行動理論が説明できる。3.個人を対象とする保健指導およびグループワークを用いた集団を対象とする保健指導の基本的姿勢や展開過程を理解する。4.家庭訪問のプロセスと具体的手順が実施できる。5.健康教育の企画・実施・評価のプロセスについて実施できる。6.地域組織活動における展開に原則について説明できる。7.健康危機管理対策における保健師の役割について説明できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 保健師課程における学習内容の概要について 地域の健康問題の捉え方、構造化について 保健指導の基本(目的、対象、特徴) | 講義 | 公衆衛生看護看護学概論等既習科目の復習をする |
【2】 | 保健指導に関する理論(保健行動理論と保健指導に活用できる理論) | 講義 | |
【3】 | 保健指導の技法(カウンセリング、ケースワーク、グループワーク) | 講義 | |
【4】 | 健康教育(目的、対象、地域における健康教育の位置づけ) | 講義・グループワーク | |
【5】 | 健康教育の展開(企画、準備、実施、評価) | 講義・グループワーク | |
【6】 | 健康教育の実際(プリシード・プロシードモデルを用いて健康教育を企画立案する) | 講義・グループワーク | |
【7】 | 健康教育の実際(ロールプレイ)と評価 | 講義・グループワーク | |
【8】 | 健康相談と健康診査(目的、特徴、すすめ方) | 講義 | |
【9】 | 家庭訪問(目的、特徴、すすめ方) | 講義 | |
【10】 | 家庭訪問の実際(ロールプレイと評価) | 講義・グループワーク | |
【11】 | グループの支援・組織化(グループの特性、グループの発展過程に応じたグループ支援) | 講義 | |
【12】 | 住民・地区組織の育成(地区組織活動の歴史、地区組織活動に関わる概念、方法、保健師の役割) | 講義 | |
【13】 | 公衆衛生看護管理(目的、機能、情報管理、人事管理、予算管理) | 講義 | |
【14】 | 健康危機管理の理念と目的、制度とシステム | 講義 | |
【15】 | 感染症集団発生時および災害時の公衆衛生看護活動 | 講義・グループワーク |
評価方法 |
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定期試験80%、レポート20%で評価する。 |
教科書 |
標準保健師講座第1巻「地域看護学概論」、2巻「地域看護技術」(医学書院) |
参考図書 |
講義の中で適宜紹介する。 |
備考 |
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日ごろから社会の動向に関心をもち、健康課題を人々の生活条件(自然・社会的環境)から捉える視点を養うよう努力してほしい。 |