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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11960 | 担当教員名 | 上田 伊佐子 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 慢性・長期的な健康問題を有して生活している患者およびその家族（以下，対象者）が，病いと共に生きることの認識と対処法を習得し，自らの生活を調整，再構築できるようになるための看護について，講義による説明を受け，グループ演習を行うことにより学ぶ。 |
| 到達目標 |
| 1.態度（関心・意欲）：対象者が，病いと共に生きていくために必要な援助についてグループメンバーとアサーティブに討論できる。 2.知識（理解）：授業で取り上げる疾患を有する対象者が，その症状，データ，ストレスに対処するセルフマネジメント力を付けて，自らの生活を調整，再構築できるための看護について説明できる。 3.思考・判断：事例における対象者の生活や疾病・治療の特徴，セルフマネジメントの状況を判断し，自らの強み生かして生活を調整，再構築できるための援助のあり方をパンフレット作成により指摘できる。 4.技能（表現）：生活習慣の継続的な調整をしている対象者に対する教育的援助を，ロールプレイにより表現できる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 【項目】授業ガイダンス、生活習慣の調整を必要とする対象者への援助 【内容】肝硬変をもつ対象者の医療上の特徴と生活への影響について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】消化器の病態、看護を熟読し，理解しておくこと（30分） |
| 【2】 | 【項目】生活習慣の調整を必要とする対象者への援助 【内容】肝硬変をもつ対象者の医療上の特徴と生活への影響について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（肝硬変の病態、看護の学修）の自己学修、肝硬変課題レポート提出（30分） |
| 【3】 | 【項目】継続的な教育支援を必要とする対象者への援助�� 【内容】糖尿病をもつ対象者の医療上の特徴と生活への影響について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（内分泌・代謝の病態）の自己学修(30分） |
| 【4】 | 【項目】継続的な教育支援を必要とする対象者への援助�� 【内容】糖尿病をもつ対象者の援助技術（食事療法）について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（糖尿病の食事療法）の自己学修(30分） |
| 【5】 | 【項目】継続的な教育支援を必要とする対象者への援助�� 【内容】糖尿病をもつ対象者の援助技術（薬物療法）について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（糖尿病の薬物療法）の自己学修(30分） 検査レポートの課題提出(60分） |
| 【6】 | 【項目】継続的な教育支援を必要とする対象者への援助�� 【内容】糖尿病をもつ対象者の援助技術（運動療法）について説明する。 | 演習（グループワーク、ガイダンス） | 【予習】小テスト（糖尿病の運動療法））の自己学修(30分） 糖尿病課題レポート提出 |
| 【7】 | 【項目】生活習慣の調整を必要とする対象者への援助�� 【内容】COPDをもつ対象者の医療上の特徴と生活への影響について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（呼吸器の病態）の自己学修(30分） |
| 【8】 | 【項目】生活習慣の調整を必要とする対象者への援助�◆� 【内容】COPDをもつ対象者の援助技術について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（COPDの援助）の自己学修(30分） |
| 【9】 | 【項目】機器で生命を維持し生活をする対象者への援助�� 【内容】慢性腎不全患者の医療上の特徴と生活への影響および援助技術について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（腎臓の病態）の自己学修(30分） |
| 【10】 | 【項目】機器で生命を維持し生活をする対象者への援助�� 【内容】慢性腎臓病をもつ対象者の医療上の特徴と生活への影響について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（慢性腎不全患者の看護）の自己学修(30分） |
| 【11】 | 【項目】がんとともに生きる対象者への援助�� 【内容】化学療法を受けている対象者の医療上の特徴と生活への影響について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】健康と病いの語り DIPEx Japanのサイトを見てくる。小テスト（化学療法）の自己学修(30分） |
| 【12】 | 【項目】がんとともに生きる対象者への援助�� 【内容】放射線療法，緩和ケアを受けている対象者の医療上の特徴と生活への影響および援助技術について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（放射線療法，緩和ケア）の自己学修(30分） |
| 【13】 | 【項目】HOT療法を受ける対象者への支援 【内容】在宅呼吸療法を受ける対象者への援助技術について演習する。 | 演習（一斉講義形式、実技演習） | 【予習】HOT療法・NPPV療法の自己学修（30分） |
| 【14】 | 【項目】リハビリテーションで生活を再構築する人への援助 【内容】骨・運動器系の疾患をもつ対象者の医療上の特徴と生活への影響および援助技術について説明する。 | 講義（一斉講義形式、Think-Pair-Share） | 【予習】小テスト（骨・運動器の病態）の自己学修(30分） |
| 【15】 | 【項目】グループ演習 力ウンターパートグループ ロールプレイ 【内容】パンフレットを用いてロールプレイし，教育的援助方法について演習する。 | 演習（グループワーク） | 課題パンフレットを修正し，ロールプレイの準備をしておくこと 【提出】ルーブリック評価表�� パンフレット(60分） |
| 評価方法 |
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| 試験(期末)50％，小テスト20%， レポート（パンフレット，演習参加含む)30% レポートはルーブリックでフィードバック、試験と小テストの解答は実施後に解説し、フードバックする。 |
| 教科書 |
| 看護のための臨床病態学（改訂5版）南山堂, 今日の治療薬,南江堂 |
| 参考図書 |
| 別巻 がん看護学(最新版) ，その他参考書：必要に応じて授業の中で紹介，資料配布する。 |
| 備考 |
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| ＊慢性期看護学実習の先修要件科目です。 ＊毎授業の初めに，前回の授業内容の小テストをします。 ＊「授業時間外学習」は，講義ごとに具体的内容を提示します。対象者の病態生理が理解できなければ看護はできません。必ず予習をして授業に臨んでください。 ＊当日欠席により課題提出ができない場合は、事前に受け付けます。 【科目ナンバー】DBAN203L 【オフィスアワー】月曜日16：30〜18：00 研究室（3号館10Ｆ） iueta@tks.bunri-u.ac.jp 【実務経験】 1985年4月〜1988年3月 徳島大学病院看護師 1988年4月〜2015年3月 徳島県立富岡東高等学校看護科専攻科および川崎医療福祉大学において看護学教員 |