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【科目名】ヘルスアセスメント論 Health Assessment　Exercise

科目番号	11965	担当教員名	宮川　操	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
看護の対象を全人的に理解し、様々な情報を伽看的に取捨選択して統合整理し、根拠ある看護実践に結び付けることを学ぶ。対象者の多様な情報（生活者としての側面、身体的・精神的な側面、環境との関係の側面、成長・発達の側面）を収集する方法を学ぶ。
到達目標
1.ヘルスアセスメントの意義と目的を述べることができる。 2.看護に必要な情報を述べることができる。 3.看護に必要な情報を収集することができる。 4.フィジカルイグザミネーションを用いて収集した情報からフィジカルアセスメントができる。 5.社会・精神・心理的アセスメントができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ヘルスアセスメントの目的と意義健康歴の聴取	講義、ロールプレイ	教科書の該当部分を熟読する。家族の健康歴の聴取を行い、所定の様式に整理する。
【2】	フィジカルアセスメントの実際系統別アセスメント：呼吸器系、循環器系	講義演習（お互いに呼吸音の聴取を行うので、聴診器を準備のこと）	教科書の該当部分を熟読する。呼吸器系の情報を収集するためのシートを作成する。自己演習として、友達や家族の胸部の聴診を行う。
【3】	フィジカルアセスメントの実際系統別アセスメント：腹部	講義演習（腹部の聴診を行うので、聴診器を準備のこと）	教科書の該当部分を熟読する。腹部の情報を収集するためのシートを作成する。自己学習として、友達や家族の腹部の聴診を行う
【4】	フィジカルアセスメントの実際系統別アセスメント：筋・骨格系	講義演習	教科書の該当部分を熟読する。筋・骨格系の情報を収集するためのシートを作成する。
【5】	社会・精神・心理的アセスメント	講義	教科書の該当部分を熟読する。社会・精神・心理的情報を収集するためのシートの作成と質問方法を考える。
【6】	アセスメントシートを使用した情報収集提示する事例から情報収集を行う。	演習	事前学習：5回までの授業内容を整理しておく。事後学習：アセスメントシートを完成させる。
【7】	アセスメントシートを使用した情報の解釈提示する事例（前回授業）から系統的に情報整理を行い、アセスメントを行う。	演習	演習のまとめを提出する。
【8】	シミュレーターを使用したフィジカルイグザミネーション呼吸音の聴取	演習	復習：9F学習室のシミュレーターで自己学習を行い、聴診ができるようにする。

評価方法
提出された課題(20％)および定期試験(80%)で総合的に評価する。
教科書
有田清子ほか編：系統的看護学講座　専門分野Ⅰ　基礎看護学[2]　基礎看護技術Ⅰ　医学書院
参考図書
川村佐和子編：ナーシング・グラフィカ⑰　基礎看護学　ヘルスアセスメント　メディカ出版

備考
オフィスアワー　水曜日　13：00～15：00　研究室（3号館9階）