徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎看護学実習�供扮臀�） Basic Nursing Clinical Practicum　II (Support)

科目番号12052担当教員名宮川　操単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
臨地実習科目である。徳島大学病院、徳島市民病院、徳島赤十字病院の3病院に分かれて2週間の実習を行う。
対象者1名を2週間受け持ち、看護計画を立案し、実践する。その過程において、看護計画におけるアセスメントの重要性と看護過程のプロセスを学び、看護過程に基づくケアを実践する。
看護ニーズを持つ対象者に対して、安全で適切なケアを提供するための基礎的能力を育成する。
到達目標
指導の下、以下のことができる。
1.ケアの受けてのニーズをアセスメントできる。
2.必要な看護を、科学的根拠に基づき計画できる。
3.学生が行える看護を明確にし、看護計画が立案できる。
4.必要な支援を得ながら看護を実践できる。
5.学生自身が観察・実施した看護の結果を、実習指導看護師または指導教員に報告・連絡・相談できる。
6.学生自身が観察・実施した看護を記録できる。
7.ケアの受け手に提供された看護を評価できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】詳細は「実習要項」に記載する。
実習前学内実習
事前課題やオリエンテーションを通して、実習への心構えや実習施設の特徴や機能を理解する。
実習病院毎に分かれて実習の準備を行う。		オリエンテーション
学内実習（バイタルサイン測定、日常生活援助技術）		事前課題として、実習施設/病棟の特徴を調べる。
看護実践に必要な既習の看護技術、日常生活援助技術の復習をしておく。実習病棟に入院する患者の主な疾患や治療方法について学習する。
【2】臨地実習（1週目）
病棟のオリエンテーションを受ける。
原則1名の患者を担当し、看護過程を展開する。		臨地実習患者の情報を収集するためのツールを事前に作成しておく。看護過程を理解し、記録ができるように学習しておく。
受け持ち対象者の疾患や治療方法について学習する。
【3】担当の対象者の情報を収集し、情報をカテゴリー別に整理し、看護上の問題を抽出する。
担当看護師とともに行動し、看護ケアを実践する。		臨地実習立案した看護計画を実践するための準備をする。
実習の中での疑問や課題について、自己学習をする。
技術不足の看護技術について練習をする。
【4】1週目最終日（木曜日）カンファレンスに参加する。臨地実習カンファレンスの資料の準備をする。
【5】1週目学内実習
収集した対象者の情報をアセスメントし、看護上の問題を抽出し、関連図の作成、看護計画を立案する。		個人ワーク（担当教員の指導の下、看護計画を立案する）関連図の作成、看護計画の立案をするための、患者情報の整理と事前学習をしておく。
【6】臨地実習（2週目）
1週目で立案した看護計画に沿ってケアを実施する。		臨地実習立案した看護計画を実践するための準備をしておく。
【7】2週目最終日（木曜日）カンファレンスに参加する。臨地実習カンファレンスの資料の準備をする。
【8】2週目学内実習
看護計画に沿って実施した看護介入の評価を行う。
実習記録をまとめる。		個人ワーク（担当教員の指導の下、看護実践の評価と実習記録の作成）実習終了後は実習記録としてまとめ提出する。
評価方法
出席状況（10％）、実習態度（10％）、カンファレンスへの参加度（10％）、事前課題（10％）、実習記録（60％）などから総合的に評価する。
教科書
ロイ適応看護理論の理解と実践　小田正枝編集　医学書院
既習の関連科目で使用した教科書を使用する。
参考図書
看護過程の展開に関する参考書など、実習前に提示する。
備考
オフィスアワー：　水曜日13：00〜15：00　研究室（3号館9階）
宮川操、古川薫、舟井貴久子、井元啓子、津路正恵、東野明美、他非常勤教員と担当する。