徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ヘルスアセスメント論

科目番号12052担当教員名舟井　貴久子単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
看護の対象を全人的に理解し、様々な情報を客観的に統合整理し、根拠ある看護実践に結び付けることを学ぶ。
対象者の多様な情報（生活者としての側面、身体的・精神的な側面、環境との関係の側面、成長・発達の側面）を収集する方法を学ぶ。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：身体的・精神的・社会的側面からアセスメントすることの意義と目的を述べることができる。
��態度（関心・意欲）：ヘルスアセスメントを行ううえでの倫理的配慮、姿勢・態度を遵守できる。
�５伺宗壁集宗法Д▲札好瓮鵐箸防�要な情報を収集するための技法が分かる。
�せ弭諭θ獣如Э搬療�・精神的・社会的側面からアセスメントすることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス
ヘルスアセスメントの目的と意義について説明
日常生活行動からみるヘルスアセスメントについて説明		一斉講義形式教科書P.128〜132を熟読する(30分）
【2】健康歴の聴取の目的、方法について説明
心理的側面、社会的側面のアセスメントの目的について説明
セルフケア能力のアセスメントの目的と方法を説明		一斉講義形式教科書P.132〜142、267〜273、273〜278
を熟読する（30分）
健康歴の聴取シートを作成し、家族の健康歴の聴取を行い、情報を整理する
【3】バイタルサインズ、体液のバランスのアセスメントの目的について説明　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一斉講義形式教科書P.154〜176を熟読する（60分）
循環器系の解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する
【4】日常生活を支えるからだの機能（循環器系、神経系）のアセスメントの目的について説明一斉講義形式教科書P.154〜176を熟読する（60分）
循環器系、神経系の解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する
【5】「息をする」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
呼吸器系のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明　　　　		一斉講義形式教科書P.193〜204を熟読する
呼吸器系の解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する（30分）
【6】「動く」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
筋・骨格系のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明　　　
神経系のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明 		一斉講義形式教科書P.230〜249を熟読する（60分）
筋・骨格・神経系の解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する
【7】「食べる」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
消化器系（腹部）のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明		一斉講義形式教科書P.220〜230を熟読する（30分）
消化器系の解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する
【8】「排泄する」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
消化器系（腹部）のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明		一斉講義形式教科書P.220〜230を熟読する（30分）
消化器系の解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する
【9】「コミュニケーションをとる」　　　　　　　　　　　
頭頚部と感覚器、外皮系のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明		一斉講義形式教科書P.239〜267を熟読する（60分）
神経系の解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する
【10】「睡眠」「入浴」「出産」　　　　　　　　　　　　　
乳房・腋窩のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明　　　
神経系のフィジカルアセスメントの目的、方法について説明		一斉講義形式教科書P.215〜220を熟読する（30分）
解剖生理をまとめ、アセスメントに必要な情報を収集するためのシートを作成する
【11】フィジカルイグザミネーションの実際：循環器系
シミュレーターを用いて心音の聴取を行う		演習、グループワーク教科書P.204〜214を熟読する（30分）
自己や友人、家族の胸部の聴診を行う
【12】フィジカルイグザミネーションの実際：呼吸器系
シミュレーターを用いて呼吸音の聴取		演習、グループワーク教科書P.193〜204を熟読する（30分）
自己や友人、家族の胸部の聴診を行う
【13】フィジカルイグザミネーションの実際：消化器系（腹部）
シミュレーターを用いて腹部の聴診		演習、グループワーク教科書P.220〜230を熟読する（30分）
自己や友人、家族の腹部の聴診を行う
【14】フィジカルイグザミネーションの実際：筋・骨格系、神経系、外皮系
学生同士で関節可動域等の測定		演習、グループワーク教科書P.230〜238、263〜267を熟読する（30分）
自己や友人、家族の関節可動域等の測定を行う
【15】まとめ
知識の確認のためテストを実施する		一斉講義形式これまでに講義・演習で学んだ内容を復習し臨む（90分）
評価方法
筆記試験：60％　課題：30％　演習態度：10％
課題の解説・解答は講義時間内またはGoogleClassroomにて行う
教科書
茂野かおる　系統看護学講座　専門分野�機ヾ霑担埜邉蚕儉機ヾ霑担埜邀忰◆＾絣惱餘　‖�18版
参考図書
大久保暢子　「日常生活行動からみるヘルスアセスメント」　日本看護協会出版会
備考
オフィスアワー：水曜日　10時から12時 3号館9階研究室
科目No.：DBBN208S
1999年〜2008年　徳島県内の病院で看護師として勤務