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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】基礎看護学実習Ⅱ

科目番号	12057	担当教員名	舟井　貴久子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	2年

授業概要
徳島県内の4病院に分かれて2週間の実習を行う。対象者1名を2週間受け持ち、看護計画を立案し、実践する。その過程において、看護計画におけるアセスメントの重要性と看護過程のプロセスを学び、看護過程に基づくケアを実践する。看護ニーズを持つ対象者に対して、安全で適切なケアを提供するための基礎的能力を養う。
到達目標
指導の下、以下のことができる。 1．思考・判断　・看護の対象者について必要な情報を収集し、看護上の問題を抽出することができる。　　　　　　　・看護の対象者が持つ看護上の問題に対して、対象者のニーズに応じた看護計画が立案できる。　　　　　　　・看護の対象者に実施したケアを評価できる。 2．技能（表現）・看護計画に沿って実践できる。 3．知識・理解　・観察・実施した看護を記録にまとめることができる。　　　　　　　・看護実践能力を自己評価し、必要な学習ができる。 4．態度（関心・意欲）・看護実践に必要な倫理的態度を養うことができる。　　　　　　　　　　・学生自身がチームの一員としての行動がとれる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	詳細は「実習要項」に記載する。実習前学内実習事前課題やオリエンテーションを通して、実習への心構えや実習施設の特徴や機能を理解する実習病院ごとに分かれて実習の準備を行う	一斉講義形式・演習	事前課題として、実習施設/病棟の特徴を調べる看護実践に必要な既習の看護技術、日常生活援助技術の復習をしておく実習病棟に入院する患者の主な疾患や治療方法について学習する（2時間）
【2】	学内演習（ＯＳＣＥ）	学内演習	実習に対する姿勢、態度についての学習、既習の看護技術の自己練習、患者の情報収集の方法(2時間）
【3】	学内演習（ＯＳＣＥ）	学内演習	実習に対する姿勢、態度についての学習、既習の看護技術の自己練習、患者の情報収集の方法（2時間）
【4】	臨地実習（1週目）病棟オリエンテーションを受ける原則1名の患者を担当し、看護過程を展開する	臨地実習	患者の情報を収集するためのツールを事前に作成しておく看護過程を理解し、記録ができるように学習しておく受け持ち対象者の疾患や治療法について学習する毎日、「日々の行動計画」を作成する（2時間）
【5】	担当の対象者の情報を収集し、情報をカテゴリー別に整理し、看護上の問題を抽出する担当看護師とともに行動し、看護ケアを実践する	臨地実習	立案した看護計画を実践するための準備をする実習の中での疑問や課題について、自己学習をする技術不足の看護技術について練習する（2時間）
【6】	2週目初日カンファレンスに参加する	臨地実習	カンファレンスの資料の準備を行う（2時間）
【7】	1週目学内実習収集した対象者の情報をアセスメントし、看護上の問題を抽出し、関連図の作成、看護計画を立案する	個人ワーク	関連図の作成、看護計画の立案をするための患者の情報の整理と事前学習（2時間）
【8】	臨地実習（2週目） 1週目で立案した看護計画に沿ってケアを実施する	臨地実習	立案した看護計画を実践するための準備をしておく（2時間）
【9】	2週目最終日カンファレンスに参加する	臨地実習	カンファレンスの資料の準備を行う（2時間）
【10】	2週目学内実習看護計画に沿って実施した看護介入の評価を行う実習記録をまとめる	個人ワーク	実習終了後は実習記録としてまとめ提出する（2時間）

評価方法
実習記録：60％　実習中の姿勢・態度（出席状況、カンファレンスへの参加度含む）：30％　事前課題：10％基礎看護学実習Ⅱ評価表でフィードバックする。
教科書
既習の関連科目で使用した教科書を使用する。
参考図書
江川隆子編集　ゴードンの機能的健康パターンに基づく看護過程と看護診断　ヌーヴェルヒロカワ NANDA-I看護診断　定義と分類　2021-2023　原書第12版　医学書院

備考
オフィスアワー：水曜日　10時～12時　3号館9階研究室 1999年4月～2008年3月　徳島県内の病院に看護師として勤務田村幸子、井元啓子、鎌田加容子、日下佐代子、荒堀広美、他非常勤教員と担当する。全教員実務経験あり科目No.：DBBN210P