徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    情報処理・統計学演習

科目番号12062担当教員名松本 新功単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
仕事の現場では自身の活動の結果として様々なデータを得ることになり,そのデータを業務内容の改善に活かすことが求められる.その際,まずは得られたデータを『分析』して,データの持つ性質を知る必要がある.統計学はそのための手段として非常に有益である.本講義ではExcelを用いて,与えられたデータを統計学的に処理するスキルの獲得を目指す.
到達目標
【知識】
 ・平均値など,統計学の基礎概念を理解している.
 ・確率分布の概念を理解している.

【技能】
 ・統計処理に関連するExcelの基礎的な機能を使うことができる.
 ・平均値など,統計学の基礎となる諸量の値をExcelで求めることができる.
 ・標準化によりデータの変換ができる.

【思考・判断】
 ・データの持つ「ばらつき」を評価することができる.
 ・「推定」・「検定」によって,計算で得られた結果が有意かどうか(意味があるかどうか)を判断することができる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】この講義について・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
 
【2】Excel基礎:セルの参照・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【復習】配布プリントと演習問題の再チェック(30分)
【3】Excel基礎:関数の基礎・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【復習】配布プリントと演習問題の再チェック(30分)
【4】Excel基礎:ピボットテーブル・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【復習】配布プリントと演習問題の再チェック(30分)
【5】Excel基礎:グラフの作成・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【復習】配布プリントと演習問題の再チェック(30分)
【6】代表値1(平均値,中央値)・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.50〜55, p.59〜63を読む.(30分)
【復習】演習問題を解き直す.(30分)
【7】代表値2(条件付き平均値)・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.56〜58を読む.(30分)
【復習】演習問題を解き直す.(30分)
【8】データのばらつき1(分散と標準偏差)・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.76〜91を読む.(45分)
【復習】演習問題を解き直す.(30分)
【9】データのばらつき2(偏差値)・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.92〜96を読む.(30分)
【復習】演習問題を解き直す.(30分)
【10】分布とは?・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.24〜27を読む.(30分)
【復習】演習問題を解き直す.(30分)
【11】度数分布表とヒストグラム・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.31〜39を読む.(30分)
【復習】演習問題を解き直す.(30分)
【12】標準化と確率分布・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【復習】演習問題を解き直す.(60分)
【13】正規分布・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.74〜75を読む.(15分)
【復習】演習問題を解き直す.(30分)
【14】推定・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【復習】演習問題を解き直す.(60分)
【15】検定・講義(一斉講義形式)
・コンピュータ室での演習
【予習】教科書p.128〜129を読む.(10分)
【復習】演習問題を解き直す.(60分)
評価方法
平常点,宿題,期末試験により評価.割合はおおよそ1:2:7である(状況に応じて調整する場合がある)
教科書
「できる.やさしく学ぶ Excel統計入門」 羽山 博&できるシリーズ編集部 著 (インプレス)
参考図書
「統計学」 高橋麻奈著 (技術評論社)
備考
オフィスアワー:木曜4講目・メディアセンター9F