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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 12075 | 担当教員名 | 福田 和明 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2 |
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| 授業概要 |
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| 周術期にある患者・家族の特徴、周術期看護、災害看護について学習する。 |
| 到達目標 |
| 1.急性期状態の中でも周術期にある患者および家族の特徴を説明できる。 2.周術期看護の概要（手術と生体反応、周術期にある患者・家族の特徴、創傷治癒過程、術後合併症対策、疼痛対策、感染対策、ドレーン管理）について説明できる。 3.周術期看護の各論の内容（各手術を受ける患者・家族の特徴、及び看護）について説明できる。 4.災害医療と災害看護について説明できる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 【周術期看護概論】 ・今日の手術療法と周術期看護の役割、手術療法と生体反応、周術期にある患者・家族の特徴を学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.2〜31 【復習】同上および講義資料 ＊以下、形態機能論・疾病論・栄養学・生化学・免疫学・感染学の教科書および講義資料を適宜、参照すること |
| 【2】 | 【周術期看護概論】 ・周術期看護の特徴を学習する。 ・手術前の患者・家族の看護を学習する。 周術期看護の特徴、患者の手術前アセスメントや手術前の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.32〜46，72〜96 【復習】同上および講義資料 |
| 【3】 | 【周術期看護概論】 ・手術中の患者・家族の看護を学習する。 手術室の環境、手術室の看護師の役割、麻酔、手術開始から手術室退室までの看護、手術室における医療安全について学習する。 ・手術後の患者・家族の看護を学習する。 手術後の患者・家族の情報収集とアセスメント、機能低下からの回復及び術後合併症対策について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.98〜201 【復習】同上および講義資料 |
| 【4】 | 【周術期看護概論】 ・手術後の患者・家族の看護を学習する。 手術後の機能低下からの回復及び術後合併症対策、疼痛対策、感染対策、ドレーン管理について学習する。 ・手術後回復過程における患者・家族の看護を学習する。 回復過程の患者・家族の情報収集とアセスメント、患者・家族の看護、退院調整について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.140〜221 【復習】同上および講義資料 |
| 【5】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】(消化/吸収機能障害) 消化/吸収機能障害を起こす胃がんで開腹(胃切除)術を受ける患者の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.327〜341 【復習】同上および講義資料 |
| 【6】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】 直腸がん患者の看護(低位前方切除術・腹会陰式直腸切断術)を受ける患者の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.341〜350 【復習】同上および講義資料 |
| 【7】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】(呼吸/循環機能障害) 呼吸/循環機能障害を起こす肺がんで開胸(肺葉切除)術を受ける患者の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.268〜279 【復習】同上および講義資料 |
| 【8】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】 脳神経機能障害を起こす脳腫瘍で開頭腫瘍摘出術を受ける患者の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.236〜245 【復習】同上および講義資料 |
| 【9】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】 急性心筋梗塞(冠動脈バイパス術)、及び心臓弁膜症で手術を受ける患者の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.282〜316 【復習】同上および講義資料 |
| 【10】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】 生殖機能障害を起こす乳がんで乳房切除術を受ける患者及び子宮がんで子宮全摘術を受ける患者の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.382〜404 【復習】同上および講義資料 |
| 【11】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】 運動機能障害を起こす変形性股関節症で人工骨頭置換術を受ける患者の看護について学習する。 内視鏡下手術を受ける患者の看護について学習する。 | 講義 | 【予習】教科書pp.427〜442,444〜450 【復習】同上および講義資料 |
| 【12】 | 【手術を受ける患者・家族の看護】 基礎疾患のある患者の周術期看護について学習する。急性期看護学実習で担当する患者を想定し、必要な看護を考える。 | 講義・演習 | 【予習】教科書pp.452〜482 【復習】同上および講義資料 |
| 【13】 | 胃切除術患者の事例をもとに下記の課題について考える。 ・起こりうる術後合併症の看護 ・食事開始後の消化器系合併症 ・術式別による食事形態の変化とその看護 | 演習（グループワーク） | 【予習】教科書pp.327〜341,参考書 【復習】グループワーク資料 |
| 【14】 | グループワークの発表 上記3つの課題について発表する | 演習（グループワーク） | 【予習】教科書pp.327〜341,参考書 【復習】グループワーク資料 |
| 【15】 | 【災害医療と災害看護】 災害の種類と特徴、災害時のシステム、トリアージ、災害看護の特徴、災害弱者への配慮について学習する。 | 講義 | 【予習】参考書 【復習】講義資料 |
| 評価方法 |
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| 試験(60%),学習ノート(40%)で総合的に評価する。 学習ノートには予習・授業・復習・事後課題等を記載する。毎回、授業時に事後課題を提示する。 |
| 教科書 |
| 明石惠子・嶌田理佳編 『経過別成人看護学�◆ー�術期看護』 メヂカルフレンド社 2017 |
| 参考図書 |
| 矢永勝彦/小路美喜子編『臨床外科看護総論 第11版』医学書院 2017 道又元裕『道又元裕のショックと侵襲の講義 実況中継』学研プラス 2016 林直子／佐藤まゆみ編『成人看護学 急性期看護�機欒杵澄�周手術期看護− 改訂第2版』南江堂 2015 野崎真奈美ほか編『成人看護学 成人看護技術』南江堂 2015 中島惠美子ほか編『ナーシング・グラフィカ 成人看護学�ぁー�術期看護』メディカ出版 2017 パトリシア・ベナーほか(井上智子監訳)『ベナー 看護ケアの臨床知‐行動しつつ考えること−』医学書院 2012 山勢博彰編『救急・重症ケアに今すぐ生かせる みんなの危機理論』メディカ出版 2013 山勢博彰ほか編『系統看護学講座 別巻 救急看護学』 医学書院 2018 その他、必要に応じて授業中に紹介する。 |
| 備考 |
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| 急性期看護学実習の先修要件科目である。 周術期看護という看護のプロセスを学習する内容であり、毎回事後課題を提示するため、欠席した場合、学習内容の不足となる。欠席することのないように注意すること。必ず予習・復習を行い、定期試験に向けて知識を蓄積し、事後課題に積極的に取り組み、学習ノートに成果として残すこと。 本科目の内容を理解するためには、形態機能論や疾病論の知識が必要となる。苦手の領域については1年次及び2年次の学習内容の確認を行うこと。 オフィスアワー：月曜日12時〜13時 |