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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 12078 | 担当教員名 | 古川 薫 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 成長発達している子どもとその家族について理解し、成長発達の過程および個々の健康レベルに適した援助方法を考え、実践する能力を習得する。子どもを取り巻く環境と生活を関連づけて教授する。主要な小児の疾病の病態と治療・看護を理解し、子どもと家族に対する援助方法を学ぶ。また、子どもの健康障害を保健・医療・教育などの総合的な観点から捉え、看護上の問題を解決するために必要なアセスメント能力を習得する。 学修した知識・技術・態度を統合し、実践へ適用する能力を身に付ける実習である。 |
| 到達目標 |
| １）知識（理解）：子どもの健康状態と発達段階、社会的背景を理解する。子どもの継続看護に関わる機関と看護者の役割を理解できる。子どもの成長・発達過程の特徴を日常生活の実際から総合的に理解する。 ２）態度（関心・意欲）：子どもや家族を尊重する態度で接し、自ら積極的・主体的に学び知識の確認と基本的看護技術の修得に向けて努力できる。子どもとその家族と適切なコミュニケーションが取れ必要な情報を得ることができる。また、子どもを取り巻く環境から子どもに起こりやすい事故を考慮した環境を整え対処法を講じる姿勢が見られる。 ３）技能・思考・判断：受け持ち患児の健康状態と発達段階、社会背景を理解して看護過程を展開できる。安全安楽を考えた基本的看護援助を実践できる。 ４）思考：カンファレンスを通して自分の考え、意見を述べる。学生間の意見交換、情報共有により学びを深めるとともに自己の課題を見出すことができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 事前 学内オリエンテーション 要項に沿った、実習での基本的態度（臨地実習の目的、倫理的事項、個人情報の取り扱い、各種事故・インシデント・感染対策、地震等の発生、）実習内容の理解 | 学内 講義 | 病院実習前に事前課題（内容は別途指定）をおこなう。1日3H、完成するまで。 事前学習内容については、2月のオリエンテーションで説明する。実習までには、バイタル測定技術、身体計測技術、採血時の介助法等を習得しておく。 |
| 【2】 | 病棟オリエンテーション(小児病棟の構造、特徴、看護体制等について理解し実習に役立たせる） 外来オリエンテーション（小児外来看護のあり方、スケジュール、処置内容等を理解する） | 【実習期間】５日間病院実習を行う 終日臨地 実習前 確認小テスト | 事前課題の提出 病棟、外来の特徴を理解 記録 3H |
| 【3】 | 【病棟実習】 受け持ち患児紹介 ・子ども、家族を尊重した態度で実習に臨む ・子どもとのよいコミュニケーションをとる | 終日臨地 | 受け持ち患児紹介後より、患児の疾患に関する病態、治療、検査、看護等について随時学習していく。 情報の整理 3H |
| 【4】 | 看護過程の展開 ・子どもの健康状態や子どもに行われる検査・治療についての把握 ・情報の収集・分析・判断（アセスメント） | 終日臨地 | 情報の整理 看護過程の展開 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習） 3H |
| 【5】 | 看護過程の展開 ・根拠を示して健康問題（看護診断）を抽出 ・子どもの状況、ニーズに応じた看護計画立案 | 終日臨地 | 情報の整理 看護過程の展開 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習）3H |
| 【6】 | 看護過程の展開 ・子どもの安全・安楽に配慮した看護実践 ・子どもの基本的生活習慣の自立に向けた看護援助 | 終日臨地 | 情報の整理 看護過程の展開 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習）3H |
| 【7】 | 実施報告・記録 ・専門用語を用いた正確な看護援助の記録 ・学生自身が観察・実施した看護の結果を、適切な相手に報告・連絡・相談 | 終日臨地 | 情報の整理 看護過程の展開 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習）3H |
| 【8】 | 【外来実習】 ・子どもの継続看護に関わる職種と看護者の役割、連携の方法の理解、 チームとして動く。 | 病院実習５日間のうち１〜２日間の外来実習を行う 終日臨地 | 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習）3H |
| 【9】 | ・子どもに行われる検査・治療についての把握 ・検査・治療の援助（与薬、採血、点滴、吸入など）の根拠を理解した実践 ・学生自身が観察・実施した看護の結果を、子どもの気持ち（ニード）を捉えて、適切な相手に報告・連絡・相談 | 終日臨地 | 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習）3H |
| 【10】 | 【幼稚園あるいは保育園実習】代替実習となる場合もある。 ・子どもの成長・発達過程の特徴を日常生活の実際から総合的に理解 ・子どもの年齢に応じた日常生活の援助 | ２日間の幼稚園/保育所実習 終日臨地 | 幼稚園・保育所実習に関するDVD学習 1H 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習）2H |
| 【11】 | ・子どもとの望ましい関わり方を学び、実践 ・子どもを取り巻く環境と生活を関連づけた理解 | 終日臨地 | 記録 実習に必要な知識の習得（自己学習） まとめの記録 1H |
| 【12】 | 【学内演習】 ・文献を活用した記録の充実をはかる ・小児の看護援助に必要な技術演習を行う | 実習期間中に３日間の学内演習を行う 学内 記録の個別指導 | メンバーが受け持ちした患児の情報（疾患や年齢による特徴等）について学修 |
| 【13】 | カンファレンス ・カンファレンスで自主的に考えを述べ、メンバーの意見を聞く。 ・各施設間での情報共有 ・受け持ち児についてのケースカンファレンスをとして自己の学び、課題を振りかえる | 学内 ケースカンファレンス 実習後 確認小テスト２ | まとめと記録整理 4H 全記録を提出 |
| 評価方法 |
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| 記録等日々の提出物について、コメント記載、個別指導によりフィードバックする。 １．実習評価表（25項目 100点）に基づく実習内容の評価とともに以下の点も加味し総合的に評価する。 １）欠席、遅刻、早退の状況 ２）実習態度：病棟における実習態度（礼儀、積極性、主体性等）カンファレンス時の貢献度と協力度、発表内容、事前課題を含む自己学習の状況 ３）実習前確認テスト結果 |
| 教科書 |
| １.ナーシンググラフィカ 小児看護�‐�児の発達と看護 中野綾美編集 メディカ出版 ２.ナーシンググラフィカ 小児看護�⊂�児看護技術 中野綾美編集 メディカ出版 |
| 参考図書 |
| １．系統看護学講座 小児臨床看護総論 小児臨床看護各論 （医学書院） ２．写真でわかる小児看護技術 改訂第3版 山元恵子監修 インターメディカ ３．重症心身障害児（者）のケア アドバンス 鈴木康之監修 インターメディカ ４．重症心身障害療育マニュアル 岡田喜篤監修 医歯薬出版株式会社 ５．発達段階からみた小児看護過程、石黒彩子、浅野みどり編集、医学書院 |
| 備考 |
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| � 撻�フィスアワー】 木曜日15：30〜17：00 研究室（3号館8Ｆ） �◆攫駄碍亳魁曄 ‐赦�62年〜平成22年3月 徳島大学病院看護師 |