徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    助産診断技術学�検扮藹�）

科目番号12090担当教員名岡島　真理子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
助産学実習するための基礎として、妊娠・分娩・産褥・新生児期の健康診査のための診査技術と、ケア能力を習得する。演習ではシュミレーション学習を中心として、助産ケアを受ける対象の心理状態に配慮しながら実施する技術を習得する。
到達目標
１．妊娠・分娩・産褥・新生児期の健康状態をアセスメントするために必要な問診・外診（視診・触診・計測診・聴診）・内診などの診査技術を用いて総合的に観察する技術を習得できる。
２．妊娠期の健康生活を維持し、セルフケア能力を高めるケアについて考えることができる。
３．アセスメントに基づいた妊娠期・産褥期の保健指導・出産準備教育・家族計画指導などについて考え、保健指導計画を立案・発表できる。
４．産婦の心理に配慮し、分娩機転に応じた仰臥位分娩介助技術を修得できる。
５．効果的な産痛緩和法について理解を深めることができる。
６．産褥・新生児期に必要な助産ケア技術（乳房ケア・授乳・新生児沐浴・おむつ交換・保健指導・母子訪問など）を習得できる。
７．事例を用いて妊娠期・分娩期・産褥期の助産過程を展開することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】仰臥位分娩介助技術：分娩室の準備・手指消毒・分娩セットの開き方と器械の準備演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子
【2】仰臥位分娩介助技術：外陰部洗浄法・キャップ・ゴーグル・ガウンテクニック・手袋装着演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子
【3】仰臥位分娩介助技術：清潔野作成・導尿・人工破膜演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子
【4】仰臥位分娩介助技術：肛門保護・会陰保護・第3〜第4回旋介助・臍帯巻絡確認・肩甲娩出介助・児娩出介助・臍帯結紮･臍帯切断）演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子
【5】仰臥位分娩介助技術：出生直後の児のケア（保温・体位保持･気道開通・皮膚乾燥と刺激・羊水吸引）・アプガースコア採点演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子
【6】仰臥位分娩介助技術：胎盤剥離徴候確認・胎盤娩出介助・胎盤一次診査演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子
【7】仰臥位分娩介助技術：分娩直後の褥婦の観察とケア・更衣・保健指導演習仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子
【8】仰臥位分娩介助技術：分娩室準備から分娩終了まで演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子　
【9】仰臥位分娩介助技術：分娩室準備から分娩終了まで演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子　
【10】仰臥位分娩介助技術：分娩室準備から分娩終了まで演習仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子　
【11】仰臥位分娩介助技術：分娩室準備から分娩終了まで演習　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子　
【12】仰臥位分娩介助技術：分娩室準備から分娩終了まで演習・技術チェック　仰臥位分娩介助技術について復習しておくこと。(60分）
技術の中間チェックを実施します。(60分）
演習後は反復練習すること。担当：岡島真理子・板東恭子　
【13】妊婦のフィジカルイグザミネーションとケア：レオポルド触診法・胎児心音聴取・腹囲子宮底長測定・胎動確認・骨盤外計測　演習　妊婦のフィジカルイグザミネーションとケアについて復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子　
【14】妊婦のフィジカルイグザミネーションとケア：骨盤体操・マタニティビクス演習　妊婦のフィジカルイグザミネーションとケアについて復習しておくこと。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子　
【15】妊婦の保健指導：妊娠後期の保健指導�（�娩の徴候と入院時期・連絡方法�▲弌璽好廛薀鵝ζ�院準備・授乳や育児準備�Ｊ�娩経過と過ごし方�ど老譟ηタ厩盞谿犠標�群の予防�グ損困鬚瓩兇靴真搬里鼎�りなど演習･保健指導案発表
　		立案した保健指導案と指導媒体（パンフレット）を用いて、発表する。発表には反復練習して望むこと。(60分）評価後は指導案修正し提出すること。担当：岡島真理子・板東恭子　
【16】妊婦の保健指導：妊娠後期の保健指導�（�娩の徴候と入院時期・連絡方法�▲弌璽好廛薀鵝ζ�院準備・授乳や育児準備�Ｊ�娩経過と過ごし方�ど老譟ηタ厩盞谿犠標�群の予防�グ損困鬚瓩兇靴真搬里鼎�りなど演習･保健指導案発表
　		立案した保健指導案と指導媒体（パンフレット）を用いて、発表する。発表には反復練習して望むこと。(60分）評価後は指導案修正し提出すること。担当：岡島真理子・板東恭子　
【17】助産業務に必要な知識と技術：超音波診断演習
実際の超音波断層装置を使用して、胎児の計測などを行う。		周産期の超音波検査について事前学習すること。(60分）担当：東敬次郎
【18】助産業務に必要な知識と技術：会陰切開術・会陰裂傷と会陰縫合術一斉講義形式会陰切開・縫合術について事前学習すること。(60分）担当：東敬次郎
【19】産婦のフィジカルイグザミネーションとケア：分娩進行状態の観察・分娩監視装置の装着・産痛緩和法演習　産婦のフィジカルイグザミネーションとケアについて復習しておくこと。(60分）演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子　
【20】産婦のフィジカルイグザミネーションとケア：産痛緩和法（圧迫法・ツボ押し・温罨法・足浴）演習　産婦のフィジカルイグザミネーションとケアについて復習しておくこと。(60分）演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子
【21】分娩期のフィジカルアセスメントに必要な基礎知識：分娩期の胎児心拍モニタリング判読と対応一斉講義形式分娩期の胎児心拍モニタリングについて事前学習すること。(60分）担当：東敬次郎
【22】分娩期のフィジカルアセスメントに必要な基礎知識：子宮収縮薬を用いた陣痛誘発・促進の注意点一斉講義形式順痛誘発・促進について事前学習すること。(60分）担当：東敬次郎
【23】褥婦のフィジカルイグザミネーションとケア：分娩第4期の観察とケア・出血量測定・胎盤計測と診査演習　褥婦のフィジカルイグザミネーションとケアについて事前学習すること。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子演習　
【24】褥婦のフィジカルイグザミネーションとケア：乳房の観察とケア・背部ケア・骨盤ケア演習　褥婦のフィジカルイグザミネーションとケアについて事前学習すること。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子演習　
【25】新生児のフィジカルイグザミネーションとケア：新生児の計測（バイタルサイン・身体計測）・採血・採尿・保育器の取り扱い演習新生児のフィジカルイグザミネーションとケアについて事前学習すること(60分）。
演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子　
【26】新生児のフィジカルイグザミネーションとケア：調乳・授乳演習　　新生児のフィジカルイグザミネーションとケアについて事前学習すること(60分）。
演習後は反復練習すること。(60分）担当：岡島真理子・板東恭子　
【27】育児指導技術：沐浴指導演習・指導技術チェック　立案した保健指導案と指導媒体（パンフレット）を用いて、発表する。発表には反復練習して望むこと。(60分）評価後は指導案修正し提出すること。担当：岡島真理子・板東恭子　
【28】育児指導技術：沐浴指導演習・指導技術チェック　立案した保健指導案と指導媒体（パンフレット）を用いて、発表する。発表には反復練習して望むこと。(60分）評価後は指導案修正し提出すること。担当：岡島真理子・板東恭子
【29】褥婦の退院支援：産後の生活・家族計画指導演習・保健指導案発表立案した保健指導案と指導媒体（パンフレット）を用いて、発表する。発表には反復練習して望むこと。評価後は指導案修正し提出すること。担当：岡島真理子・板東恭子　
【30】褥婦の退院支援：母子（家庭）訪問演習　産後の母子訪問について事前学習すること。(60分）
演習後は反復練習すること。(60分）
担当：岡島真理子・板東恭子　
評価方法
仰臥位分娩介助技術試験80％、課題レポート提出･保健指導案発表20％
※仰臥位分娩介助技術試験に合格しないものは助産学実習を履修できないので注意してください。
教科書
助産学講座6・7・8　助産診断技術学�供　憤絣惱餘　法⊇�産学講座9　地域母子保健・国際母子保健（医学書院）、助産学講座10　助産管理（医学書院）助産学講座2　基礎助産学[2]母子の基礎科学（医学書院）、基礎助産学3　基礎助産学[3]　母子の健康科学（医学書院）、実践マタニティ診断　第4版　（医学書院）、マタニティハンドブック　第5版　（医学書院）、今日の助産　改訂第3版　（南江堂）、写真でわかる助産技術アドバンス　（インターメディカ）、はじめての胎児心拍数モニタリング（CTG)　（メディカ出版）、これから始める周産期超音波の見かた　（メディカ出版）、最新産科学　改訂第22版　正常編・異常編　（文光堂）、新版　助産師業務要覧　第3版　2018年版　基礎編・実践編　（日本看護協会出版会）、助産業務ガイドライン2014　（日本助産師会）、新生児蘇生法テキスト　第3版　（メジカルビュー社）、根拠と事故防止からみた母性看護技術　第2版　（医学書院）
参考図書
産婦人科診療ガイドライン 産科編　2017（日本産科婦人科学会）、病気がみえるvol10　産科　（メディックメディア）、エビデンスに基づく助産ガイドライン-妊娠期・分娩期2016（日本助産学会）、科学的根拠に基づく快適で安全な妊娠出産のためのガイドライン　改訂版（厚生労働科学研究）
備考
演習には必ず予習をして望むこと。また、技術は反復練習を重ねること。
オフィスアワー：金曜日　13:00〜16:00　3号館11階　
平成3年〜平成13年　徳島県立看護専門学校専任教員
平成13年〜平成28年　徳島県立中央病院助産師