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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】看護過程論 The Nursing Process

科目番号	12129	担当教員名	宮川　操	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	2年次

授業概要
看護を科学的に実践するために、看護過程論を通して、理論と実践の統合を図る必要性とその意義を理解する。また、看護過程の一連の流れについて知識として理解し、実践に活用するための方法を学ぶ。
到達目標
【知識】　　看護過程とは何かについて説明できる。　　看護理論と看護過程（情報収集・アセスメント、看護診断、計画立案、実施、評価）との関係を説明できる。　　実施した看護を評価する方法を説明できる。【態度】　　演習において、能動的に取り組むことができる。【技能】　　設定された事例に対して、対象者の抱える健康問題の解決に向けた看護過程の記述ができる。　　　（アセスメントシート、関連図、看護計画）【思考・判断】　　設定された事例に対して、根拠に基づいたアセスメントを行い、看護問題を明らかにできる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	問題解決過程について看護過程のステップ　看護実践における看護過程の意義	講義	看護過程に該当する教科書を熟読し、ノートに整理する。（30分）
【2】	看護過程のステップ　①アセスメント（情報収集と分析）	講義	アセスメントに必要な情報とは何かを学習し、ノートにまとめる。（90分）
【3】	看護過程のステップ　②全体像の把握（関連図）	講義	配布資料を用いて、関連図を理解する。（60分）
【4】	看護過程のステップ　③看護問題の明確化	講義	教科書の該当部分を熟読し、ノートに整理する。（30分）
【5】	看護診断　NANDA-I 看護診断の定義と分類	講義	教科書（NANDA-I）の活用方法を理解する。（30分）
【6】	看護過程のステップ　④看護計画	講義	教科書の該当部分を熟読し、ノートに整理する。（30分）
【7】	看護過程のステップ　⑤実施と評価、看護記録	講義	教科書の該当部分を熟読し、ノートに整理する。（30分）
【8】	事例を用いた看護の展開：事例紹介、アセスメントシートの説明	講義	事例の疾患、治療、薬剤などについて自己学習し、ノートにまとめる。（60分）
【9】	事例を用いた看護過程の展開：情報整理　個人ワーク	演習	自己学習として、情報整理を仕上げる。（60分）
【10】	事例を用いた看護過程の展開：情報整理とアセスメント（1）グループワーク	演習	時間外学習として、アセスメントに必要な知識を整理する。（60分）
【11】	事例を用いた看護過程の展開：情報整理とアセスメント（2）グループワーク	演習	時間外学習として、アセスメントを仕上げる。（60分以上）
【12】	事例を用いた看護過程の展開：関連図の作成グループワーク	演習	時間外学習として、関連図を仕上げる。（60分以上）
【13】	事例を用いた看護過程の展開：看護診断グループワーク	演習	時間外学習として、看護診断を仕上げる。（60分）
【14】	事例を用いた看護過程の展開：看護計画グループワーク	演習	時間外学習として、看護計画を仕上げる。（60分）
【15】	まとめ	講義	看護過程を展開できるよう実習までに理解を深めておく。

評価方法
個人ワーク及びグループワークの成果（30％）、試験（70％）で評価する。
教科書
ゴードンの機能的健康パターンに基づく看護過程と看護診断『NANDA-I　看護診断　定義と分類　2018-2020』第11版必要な資料を配布する。
参考図書
適宜、紹介をする。

備考
本科目は、基礎看護学実習及び3年次の実習において必要である。実習において看護過程の展開ができるよう、理解を深めておく。