徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    疾病論�掘幣嘆輯錙�骨運動器・感覚器系疾病）

科目番号12138担当教員名夛田羅　勝義単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
消化器、および骨運動・感覚器の構造・機能について解説するとともに、消化器および骨運動器・感覚器系疾患に関わる症状・所見、検査について説明する。さらに治療概要と看護のポイントについて解説する。
消化器疾患は藤岡　譲、骨運動器・感覚器系疾患は夛田羅勝義が担当する。
到達目標
●知識(理解)：消化器、運動・感覚器の構造・機能を理解する。さらに消化器および運動・感覚器系疾患に関わる症状・所見、治療概要および看護のポイントを理解し、看護に必要な知識を習得する。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ●態度(関心・意欲)：消化器、および運動器・感覚器の疾患を有する患者への看護の重要性について関心を深め、患者の看護に関する意欲を高める。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●技能(表現)：消化器および骨運動器・感覚器の疾患を有する患者への看護に必要な技能を理解する。　　　　　　　　　　●思考・判断：消化器、および骨運動器・感覚器の疾患を有する患者に接したときに、症状・所見から、どの様な看護が必要であるかを判断する力を修得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】消化管の構造・機能、主要症状と検査：
消化管の構造は疾病の成因や病態と深く関連しており、その視点をもって知識を深める。検査についても同様である。		講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書；消化管疾患 消化管の解剖と生理　　　　　 主な症状と検査法　熟読。　　　　　　　　　　　　　　 【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける　
【2】食道、胃・十二指腸：
食道と胃の疾患は頻度が高く、症状・治療についての知識を深める。		講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書；食道・胃疾患　　　　症状・病態生理・診断　熟読、 提出用課題作成　　　　　　 【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける。
【3】十二指腸、空回腸、結腸の疾患、特に大腸癌は日本人の死因としても多く重要な疾患であり、その症状・治療法について理解する必要がある。講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書；十二指腸、空回腸、結腸の疾患　熟読、 提出用課題作成 【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける。
【4】肝臓、胆道、膵臓の構造・機能、主要症状と検査講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書；肝臓・胆道・膵の構造と機能　熟読、 提出用課題作成 【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける。
【5】肝疾患(1)：肝炎のうち、とくにB型肝炎、C型肝炎の持続感染の重要性につき理解する。新しい坑ウィルス薬による肝炎治療を理解する。講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書；肝疾患　熟読、 提出用課題作成 【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける。
【6】肝疾患（2）：
肝硬変、肝細胞癌の原因、合併症につき理解する。とくにウイルス性肝炎との関係につき理解を深める		講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書；肝疾患　熟読、 提出用課題作成 【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける。
【7】胆道疾患・膵疾患：
とくに、胆石症、膵炎について理解を深める。		講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書；胆道疾患・膵疾患　熟読、 提出用課題作成 【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける。
【8】総まとめ：消化器疾患の重要ポイントを解説し理解を確実にする。講義、教科書持参、スライド、プリント配布【予習】教科書　熟読、提出用課題作成【復習】復習ノート作成。予習復習にそれぞれ1時間かける。
【9】感覚器の疾患（1）耳鼻咽喉科1(聴覚障害）
聴覚障害の原因、検査、治療について理解する。		講義、資料配布課題；聴覚の解剖生理とその異常　　課題について予習復習（各々1時間）
【10】感覚器の疾患（2）耳鼻咽喉科2(平衡感覚障害、鼻疾患)
めまいがおこる原因、疾患および鼻疾患の検査・治療について理解する。		講義、資料配布課題；平衡感覚の解剖生理とその異常 　　　　　　　　　課題について予習復習（各々1時間）
【11】感覚器の疾患（3）眼科系疾患
眼科特有の疾患のほか、内科合併症としての眼疾患についても理解する。		講義、資料配布視課題；覚の解剖生理とその異常 　　　　　課題について予習復習（各々1時間）
【12】感覚器の疾患（4）皮膚科系疾患講義、資料配布課題；皮膚病変の表現ができる 　　　　　　　　　　　課題について復習（1時間）
【13】骨運動器の疾患（1）麻痺　　　　　　　　　　　　　　なぜ麻痺がおこるのか、特に神経系の異常と関連について理解する。講義、資料配布課題；脊髄の解剖生理とその異常 　　　　　課題について予習復習（各々1時間）　
【14】骨運動器の疾患(2) 関節リウマチ等
関節リウマチがおこる原因、関節の腫脹などの症状、治療法について理解する。		講義、資料配布課題；骨と関節の解剖生理とその異常 　　　　　　　　　課題について予習復習（各々1時間）
【15】骨運動器の疾患(3) 骨粗鬆症：
骨粗鬆症は、高齢者で頻度が高い病気であるが、その原因について理解する。さらに、大腿頚部骨折等を例に挙げ、検査、治療、予防について理解する。		講義、資料配布課題；骨の代謝の理解とその異常 　　　　　課題について予習復習（各々1時間）
評価方法
消化器系疾患；筆記試験(80%) 課題提出・授業態度の平常点（20％）
骨運動器・感覚器系疾病；毎時間試験を実施その合計点で評価
教科書
消化器系疾患；看護のための臨床病態学(改訂3版)、南山堂　8,800円(税別)
骨運動器・感覚器系疾病；授業ごとに資料を配布
参考図書
臨床病態学2 (第2版)　ヌーヴェルヒロカワ　3,000円(税別)
備考
オフィスアワー(藤岡)：授業後30分間（要予約）。
オフィスアワー(夛田羅)：水曜日、17時以降、その他適宜。研究室は3号館9階。
実務経験（藤岡）；昭和57年〜平成27年（国立療養所高松病院、香川医科大学、高松東病院、JR四国高松診療所）
実務経験（夛田羅）；昭和52年〜平成23年（東京女子医大病院、徳島病院等）