徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    看護過程論 The Nursing Process

科目番号12143担当教員名宮川 操単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年次
授業概要
看護を科学的に実践するために、看護過程論を通して、理論と実践の統合を図る必要性とその意義を理解する。また、看護過程の一連の流れについて知識として理解し、実践に活用するための方法を学ぶ。
到達目標
1.看護過程とは何かについて説明できる。
2.看護理論と看護過程(情報収集・アセスメント、看護診断、計画立案、実施、評価)との関係を説明できる。
3.設定された事例に対して、対象者の抱える健康問題の解決に向けた看護過程の記述ができる。
4.看護目標を設定し、具体的に計画立案・実施する方法を説明できる。
5.実施した看護を評価する方法を説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】問題解決過程について
看護過程のステップ、看護実践における看護過程の意義
講義 
【2】ロイ適応看護理論に基づく看護過程講義教科書28〜39ページを熟読する。
【3】ロイ適応看護理論:生理的様式(酸素化、栄養、排泄)講義教科書42〜61ページを熟読する。
【4】ロイ適応看護理論:生理的様式(活動と休息、保護、感覚)講義教科書62〜75ページを熟読する。
【5】ロイ適応看護理論:生理的様式(体液・電解質,酸・塩基平衡、神経学的機能、内分泌機能)講義教科書75〜88ページを熟読する。
【6】ロイ適応看護理論:自己概念様式講義教科書90〜99ページを熟読する。
【7】ロイ適応看護理論:役割機能様式講義教科書105〜125ページを熟読する。
【8】ロイ適応看護理論:相互依存様式講義教科書127〜137ページを熟読する。
【9】事例を用いた看護過程の展開:情報整理 
個人ワーク
演習以降の演習では、教科書194〜282ページを参照する。
自己学習として、情報整理を仕上げる。
【10】事例を用いた看護過程の展開:行動のアセスメント
グループワーク
演習自己学習として、行動のアセスメントを仕上げる。
【11】事例を用いた看護過程の展開:刺激のアセスメント
グループワーク
演習自己学習として、刺激のアセスメントを仕上げる。
【12】事例を用いた看護過程の展開:関連図
グループワーク
演習自己学習として、関連図を仕上げる。
【13】事例を用いた看護過程の展開:看護診断
グループワーク
演習自己学習として、看護診断を仕上げる。
【14】事例を用いた看護過程の展開:看護計画
グループワーク
演習自己学習として、看護計画を仕上げる。
【15】まとめ講義実習において看護過程の展開ができるよう、理解を深めておく。
評価方法
個人ワーク及びグループワークの成果(30%)、試験(70%)で評価する。
教科書
『ロイ適応看護理論の理解と実践 第2版』 小田正枝編集 医学書院
『NANDA-I 看護診断 定義と分類 2018-2020』第11版
参考図書
適宜、紹介をする。
備考
オフィスアワー 水曜日:13:00〜15:00