徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    精神看護学実習

科目番号12156担当教員名鎌田 加容子単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
精神障がいと共に生きる人々を「生活する一人の人間」として統合的に理解し,対象を支援するための基礎的な看護実践能力を養うと同時に,援助的人間関係形成の基本的技術を身につける.
到達目標
1,対象の個別性を活かした看護過程を展開できる.
2,対象の状態に応じた日常生活援助ができる.
3,対象と看護者との治療的関わりについて理解できる.
4,精神保健医療福祉サービスの連携と看護職の果たす役割について考えることができる.
5,精神保健医療福祉チームの一員としてふさわしい態度を身につける.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】病棟実習(オリエンテーション・受け持ち患者の紹介・情報収集)精神疾患により入院している患者を受け持ち,看護過程を展開していく.精神看護学概論・精神看護学援助論の授業内容を復習する.実習開始前までに「精神看護学実習事前課題学習」を仕上げる.
【2】病棟実習対象者を理解するための基本的な情報収集を行う.対象者の情報を実習記録用紙に沿って収集し記録する.
【3】学内実習中間カンファレンスを行う.アセスメントの統合図を基に看護問題の抽出過程について検討する.
【4】病棟実習アセスメントの修正と看護問題を抽出する.中間カンファレンスの結果を受けて,アセスメント内容や看護問題を修正する.
【5】病棟実習アセスメントの修正と看護問題を抽出する.病棟スタッフや臨床指導者との相談結果に基づき,アセスメント内容や看護問題を修正する.
【6】病棟実習ケアプランの修正と看護実践を行う.2週目の実習に向けて週末にケアプランを立案する.
【7】病棟実習ケアプランに基づいた看護実践を行う.看護記録(実践内容と評価)を進める.
【8】病棟実習ケアプランに基づいた看護実践を行う.看護記録(実践内容と評価)を進める.
【9】病棟実習・病棟カンファレンス病棟カンファレンスを行い,臨床指導者よりアドバイスをいただく.カンファレンス用紙の記録を完成させ,実習の学びを報告する.
【10】学内実習受け持った対象者のケースレポートを発表する.他の学生と学びを共有するとともに実習の振り返りをする.実習記録を整理し,展開した看護過程・学びをまとめる.
評価方法
出席状況(25%),実習態度(25%),実習記録(25%),学内・病棟カンファレンスの参加度(25%)を統合して評価します.
教科書
関連科目で使用したテキスト,授業資料等を活用してください.
参考図書
適宜紹介します.
備考
オフィスアワーは水曜日の16時から18時、場所は3号館9階です(実習等で不在の場合があります,事前にメールで確認してください).