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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12164 | 担当教員名 | 橋本 文子 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2 |
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授業概要 |
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地域社会で生活を営む人々の健康やQOLの向上を目指す公衆衛生看護活動の基盤となる理念や活動の場と特性、活動方法の基本を学ぶ。公衆衛生看護活動の理念や目標を公衆衛生看護の歴史的背景や社会的変動などを通して理解し、これからの公衆衛生看護の基礎を学ぶ。 |
到達目標 |
1.公衆衛生看護学の基盤となる理念、活動の場、対象の特性を説明できる。【知識・理解】 2.公衆衛生看護活動の変遷を時代背景・社会情勢と関連づけて説明できる。【知識・理解】 3.公衆衛生看護活動のプロセスを地域診断モデルを用いて説明できる。【知識・理解】 4.地域保健活動を公衆衛生看護の視点からとらえ、今後の公衆衛生看護の方向性について考察できる。【思考・判断】 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 公衆衛生看護学の目的と意義(公衆衛生看護の定義、役割・機能、保健師と公衆衛生看護活動) | 講義 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:公衆衛生等既習科目を復習し、1章の専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【2】 | 公衆衛生看護に関する基本理念:プライマリケア・ヘルスプロモーション キーワード:パートナーシップと住民参加、アドボカシー、自立支援・自己決定、エンパワメント | 講義 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:公衆衛生等既習科目を復習し、1章の専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【3】 | 公衆衛生看護の歴史的変遷:明治大正から保健所法・保健婦規則制定前後まで | 講義およびグループワーク | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:10章を精読し歴史的変遷の概要をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【4】 | 公衆衛生看護の歴史的変遷:第二次世界大戦後から現代社会まで | 講義およびグループワーク | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:10章を精読し歴史的変遷の概要をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【5】 | 社会情勢や健康課題の変遷と公衆衛生看護の役割 キーワード:人口・疾病構造の変化、経済構造の変化、地域社会構造の変化 | 講義およびグループワーク | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:4章を精読し概要および専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【6】 | 公衆衛生看護活動の場、活動内容、方法 | 講義 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:3章を精読し概要および専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【7】 | 保健行動と保健指導:保健行動モデルと行動変容を支援する方法 | 講義 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:テキスト2の2章を精読し専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【8】 | 公衆衛生看護活動展開の過程(地域診断) キーワード:コミュニティ・アズ・パートナーモデル | 講義 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:6章およびテキスト2の3章の専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【9】 | 公衆衛生看護活動展開の過程(地域診断) キーワード:プリシード・プロシードモデル | 講義 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:6章およびテキスト2の3章の専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【10】 | 地域診断の展開方法(その1) キーワード:地域の情報収集、住民ニーズの把握方法、地域の健康問題の明確化、健康課題の優先順位 | 講義およびDVD視聴 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:6章の専門用語をノートに整理する。復習:DVD視聴内容を追加してノートに整理する。 |
【11】 | 地域診断の展開方法(その2) キーワード:公衆衛生看護活動計画の策定と評価 | 講義およびグループワーク | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:6章の専門用語をノートに整理する。復習:学習内容を追加してノートに整理する。 |
【12】 | 地域診断の展開方法(その3):地区踏査・地区視診 | グループワーク・演習 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:地区踏査の留意点をノートに整理する。復習:課題レポート作成。 |
【13】 | 地域診断の展開方法(その4):地区踏査・地区視診 | グループワーク・演習 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:地区踏査の留意点をノートに整理する。復習:課題レポート作成。 |
【14】 | 公衆衛生看護活動・事業計画と保健師の役割 | 講義およびグループワーク | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:公衆衛生看護看護活動における保健師の役割機能をノートに整理する。復習:グループワーク学習内容を追加してノートに整理する。 |
【15】 | 公衆衛生衛生看護管理 | 講義 | 準備および事後学習は各1時間程度である。予習:8章の専門用語をノートに整理する。復習:課題レポート作成。 |
評価方法 |
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定期試験70%、地区踏査(地域診断)レポート30% |
教科書 |
標準保健師講座1「公衆衛生看護学概論」標準保健師講座2「公衆衛生看護技術」(医学書院) |
参考図書 |
「国民衛生の動向」(厚生労働統計協会) |
備考 |
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日頃から社会の動向に関心をもち、人々の健康を社会的条件との関連から考えることを期待する。 オフィスアワー:毎週(水)16;30〜18:003号館11階橋本研究室 実務経験:昭和57年〜平成11年徳島県(高知県)において保健所保健師として勤務。 |